所在地 | 〒837-0912 福岡県大牟田市大字白銀967-17 |
---|---|
電話番号 | 0944-58-1037 |
ホームページ | http://www.e-net21.city.omuta.fukuoka.jp/yoshino-es/ |
加盟年 | 2012 |
2024年度活動報告
生物多様性, 減災・防災, 気候変動, 環境, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 国際理解, 人権, 福祉
本校は、地域の「ひと」「もの」「こと」を教育活動に生かし、「いのち・人権」「環境」「郷土・国際理解」の視点からESDの推進を図ってきた。授業では「関心の喚起⇒理解の深化⇒参加する態度や問題解決能力の育成」を通して、具体的な行動を促すという一連の流れを大切にしている。また、子ども達が思考力を大いに発揮し、コミュニケーションの活性化を図って課題追求ができるように、体験活動を位置づけた学習を展開している。
①「いのち・人権」に係る学習
3年生「吉野の優しさ伝え隊」では、地域の見守り隊の方や民生委員・児童委員の方々の思いや願いを聞き、自分自身がたくさんの人から愛情を注がれ大切にされていることに気づくとともに、自分達にできる活動を地域の方とともに行い、他者の気持ちに思いをはせ、行動することができるようにした。
②「環境」に係る学習
4年生「生き生きビオトープ大作戦」では、専門家の方からご指導いただきながら、学校の中庭にあるビオトープの維持管理活動を行った。日本固有種を守り育てていくために、自分たちにできる活動を行った。活動を通して、ビオトープやその周辺を「自然の中の命のつながりの場所」として守り育てていきたいという思いをもち、生物多様性の意味やその素晴らしさを知ることができるようにした。
3「郷土・国際理解」に係る学習
5年生「吉野小桜プロジェクト」では、吉野のまちにたくさんあった桜に対する地域の方々の思いや願い、そして現在の桜の状態について取材したり調査したりする活動を行い、地域の方と協働し桜を通したまちづくりについて考え実践を行った。これから先も満開できれいな桜を地域の方と巡るために、桜の堆肥作りを行った。体験・試行活動をしながら堆肥づくりを行い、寒肥や植樹の際に使用し、地域に貢献したいという思いをもつことができるようにした。
来年度の活動計画
来年度の活動計画
学校教育目標「持続可能な社会づくりを担う、心豊かでたくましい吉野の子どもの育成」とし、目標とする児童の姿や授業展開、学習内容を見直しながら、次年度も「いのち・人権」「エネルギー・環境」「郷土・国際理解」を中心に取り組みの充実を図りながら学校全体で取り組む。
3年生
「吉野のまちを調べ隊」(郷土・国際理解)
「吉野やさしさ広げ隊」(いのち・人権)
4年生
「わたしたちのエコライフ」(環境)
「生き生きビオトープ大作戦」(環境)
5年生
「吉野小桜プロジェクト」(郷土・国際理解)
6年生
「吉野小桜プロジェクト」(郷土・国際理解)
「つなごう吉野・大牟田の宝」(いのち・人権/郷土・国際理解)