2023年度活動報告
本年度の活動内容
生物多様性, 環境, 文化多様性, 平和, 福祉
本校は、総合的な学習の時間を中心に、持続発展教育の視点を取り入れた教育実践を行っている。中学年及び高学年では、社会科や総合的な学習の時間で、低学年では生活科で、地域の人・社会・自然、世界との「主体的なかかわり」をより意識した授業実践を目指している。
各学年の学習で、地域の方をゲストティーチャーとして招聘したり、実際に地域の施設で見学したりした。例えば、低学年では、地域の方と昔遊びで交流したり、町探検で地域のことを調べたり地域の方から学んだりすることができた。中学年では、地域の方の指導による茶道や和菓子体験等を通して地元の伝統文化を学ぶことができた。またルビーロマン畑で働く農家の方と関わったり、地元に残る自然や文化を学んだりすることができた。これらの学びをまとめたものは、公民館の文化祭等で地域に広めることもできた。高学年では、地元を流れる川の環境の気づきから日本海や世界とつなげて環境について学んだり、様々な職種の方から話を伺い、職業人として大切なことを学んだりすることができた。
地域の方との交流や、地域の自然や文化と関わったり、地域施設の活用を行ったりすることができた。今後も、児童が主体的に取り組み、自分の考えを深めたり広げたりできる学習内容を考えて実践していきたい。
来年度の活動計画
次年度も、総合的な学習の時間を中心に、持続発展教育の視点を取り入れた教育実践を行っていく。中学年及び高学年では、社会科や総合的な学習の時間で、低学年では生活科で、地域の人・社会・自然、世界との「主体的なかかわり」をより強く意識した授業実践を目指す。
地域コミュニティの継続的な人材確保に務め、活動の場を模索し、連携をさらに深めていく。地域の方から話を聞くだけで終わるのではなく、学んだことを自分たちの言葉で地域に発信できるように、目的意識をもって主体的に課題に取り組む学習内容を進める。