• よこはましりつみほしょうがっこう
  • 横浜市立三保小学校〔キャンディデート校〕

  • Yokohama Municipal Miho Elementary School
  • 種別, 地区
  • 主な活動分野生物多様性, 減災・防災, 気候変動, エネルギー, 環境, 文化多様性, 国際理解, 人権, 福祉, 持続可能な生産と消費, 健康, 食育, 貧困

所在地 〒226-0015 横浜市緑区三保町1867番地
電話番号 045-931-1026
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加盟年 -

2024年度活動報告

活動分野

生物多様性, 減災・防災, 気候変動, 環境, 文化多様性, 国際理解, 平和, 人権, 福祉, 持続可能な生産と消費, 健康, 食育

本校は、「進んで学び、高め合う子~元気・勇気・根気~」を学校教育目標に掲げ、子どもにとって身近な学習材を活用しながら、学習環境の充実を目指している。ユネスコスクールが重点的に取り組む3つの分野を通して、「持続可能な社会づくりを担う力」の育成に取り組んできた。
具体的には、全ての教科等の学習においてESDで育成を目指す「構成概念」と「能力・態度」の視点も加えて授業デザインを行うことで、学校での学びと「持続可能な社会づくりを担う力」との関連を図った。また、前年度に引き続き6年児童が「SDGsダイヤモンドチャート」を活用して、4月に自分の持続可能な社会のとらえを自覚し、1月に自分のSDGsにかかる認識の変容を振り返ることができた。学校としての傾向、学びの蓄積との相関性、年度による状況の比較などできた。さらに、子どもたちはオンラインや交流報告会への代表児童の参加等で他校の児童・生徒との交流を通して、身近なところから持続可能な生活・社会について考えることができた。
○教員の授業デザイン力の向上
子どもの学びの充実に向け、授業研究を通して教員の授業デザイン力の向上に取り組んだ。「ESD教材研究」の時間を確保し、関係機関や企業等と連携した授業の充実を検討し、実践した。
○カリキュラムの効果検証
各学年で連携を図りながら子どもに資質・能力を育むために、「ESDカレンダー」や「年間指導計画」を定期的に見直し、改善を図った。本年度は、17年続いた「田んぼの学校」の終了に伴い、ビーガン食・フードネーション・スマート農業・昆虫食などの「未来の食糧生産」や、地域の歴史文化や河川の生物、リデュース・アートなどの新たな取組が創出された。

来年度の活動計画

○SDGsダイヤモンドチャートの活用
児童に自分の活動がSDGsとどうつながっているか、関わりから何を学んだか等を意識化するために、「SDGsダイヤモンドチャート」を用いた話し合いや自己の振り返りを行い、その変容や学校としての傾向を明らかにしている。経年変化が表れてきているので継続と分析を進める。
○時代の変化に即したカリキュラム・デザイン
これまでに引き続き、「ESD教材研究」の時間を確保し、年間を見通した地域の自然環境や人材を活用した授業の充実、授業のPDCAサイクルをより効果的に回すための授業の在り方などを検討し、実践していきたいと考えている。気候変動や地域の協力者の持続可能性の影響で、「ESDカレンダー」や「年間指導計画」見直し、改善が2024年度からより必要となってきている。そのため、新たに子どもの興味・関心や実態に合った材の創出があり、必要な連携がなされているので、さらにカリキュラム・デザインを進めていく。

過去の活動報告