2022年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

文化多様性, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 国際理解, 平和, 人権

当校は、「地域に立脚しつつ地球的規模で活躍できる人材の育成」を教育目標として、持続可能な開発・発展のための教育の実践・研究・開発に取り組んでいる。本年度はユネスコスクールが重点的に取り組む3つの分野について以下の活動に取り組んだ。
① 地元・地域に係わる活動
・燕市産業史料館・長善館資料館見学,鎚起銅器制作体験(前期課程1年生)
郷土に関する資料館への見学や燕市の伝統工芸品である鎚起銅器制作の体験をとおして、地域の伝統文化への理解を深め、アイデンティティ、職業観、勤労観を養った。
・職場体験(前期課程2年生)→コロナウイルス感染拡大防止のため実施せず。
・地域研修(新潟県立博物館・信濃川大河津分水資料館・燕市産業資料館見学,国営越後丘陵公園散策)(前期課程3年生)
各見学地にて、燕市近郊地域の伝統や歴史ついて学び、郷土愛の精神を養った。

② 科学・環境に係わる学習
・全校ウォーク(全校生徒)
全校生徒が長距離のウォークを行い、学校周辺の地域や環境について学んだ。
・つくば科学の旅(前期課程1年生)
日本科学未来館・東京タワー・JAXA筑波宇宙センター・つくばエキスポセンターを見学し、宇宙科学、自然科学、日本の技術力について学んだ。
・種子島修学旅行(前期課程2,3年生)
種子島宇宙センターを訪問し、宇宙科学や日本の技術について学ぶとともに、島内を巡り、自然・歴史・文化について理解を深めた。

③ 異文化理解に係わる学習
・ユネスコスクール講演会
全校生徒を対象として、新潟県立津南中等教育学校 波多野 公恵 様をお招きし、「グローバルに生きる ~在外派遣教育施設派遣体験を通して~」というテーマで、ユネスコの理念に沿ったご自身の活動についてご講演していただいた。
・オーストラリア研修(後期課程4,5年生)
オーストラリアのケアンズにて11日間の研修を実施し、英語運用能力を高めた。現地校学生やホームステイ先のホストファミリーとの関わりの中で、異文化体験をし、自国とは異なる生活習慣や言葉の壁を乗り越え、豊かな国際感覚を身につけた。
・SDGsについての学習(後期課程4,5年生)
後期生の探究の時間にてSDGsを中心テーマとし、各々の生徒が自信の興味関心に沿った研究、レポート作成を行った。

来年度の活動計画

(1)地元・地域に係る活動
・燕市産業史料館・長善館資料館見学,鎚起銅器制作体験(前期課程1年生)
・職場体験(前期課程2年生)
・地域研修(前期課程3年生)
(2)科学・環境に係る学習
・全校ウォーク(全校生徒)
・つくば科学の旅(前期課程1年生)
・種子島修学旅行(前期課程2年生)
(3)異文化理解に係る学習
・ユネスコスクール講演会(全校生徒)
・オーストラリア研修(後期課程4年生)
・SDGsについての学習(後期課程4,5年生)