• あいちけんりつとよたひがしこうとうがっこう
  • 愛知県立豊田東高等学校

  • Aichi Prefectural Toyota Higashi High School
  • 種別 地区
  • 主な活動分野登録なし

所在地 〒471-0811 愛知県豊田市御立町11−1
電話番号 0565-80-1177
ホームページ https://toyotahigashi-h.aichi-c.ed.jp/cms/
加盟年 2012

2024年度活動報告

活動分野

世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 国際理解, グローバル・シチズンシップ教育(GCED)

本校は、環境教育、国際理解教育、地域連携教育を三つの柱として、ESD(持続可能な開発のための教育)に取り組んでいる。具体例としては探究活動と連動した台湾修学旅行や、姉妹校派遣を軸とした国際理解教育、地域でのボランティアや企業連携などの活動を実践している。また、自他の敬愛と協力により、多様な生き方や価値観を尊重するとともに、自らの在り方や生き方を追求して夢の実現に向けて主体的に行動する生徒を育成している。
(1) オーストラリア姉妹校との異文化交流
2024年7月21日(日)から29日(月)の9日間、生徒15名に引率教員3名の総勢18名が本校の姉妹校であるオーストラリアのパスコベール女子高を訪問した。
体育の授業に参加しオーストラリアで盛んなクリケットをしたり、クッキングの授業ではオーストラリアの伝統的なお菓子であるアンザッククッキーを作ったりした。また、日本語の授業で、本校生徒が「日本の年中行事」「本校の学校行事」「若者言葉」を紹介するとともに、ソーラン節を一緒に踊る、書道を教える、短冊に願い事を書くなどし、現地生徒と交流を深めた。今回はホームステイ中に「日豪での違いを発見し、ホストシスター・ファミリーと話し合う」という課題にも取り組んだ。祝賀ディナーでは、日本の歌や、地元豊田市の「おいでんダンス」を披露し感謝の気持ちを伝え、別れを惜しんだ。
帰国後の活動として、帰国報告会を行った。この経験で得たことを他の生徒と共有することを目的に、体験と学びを伝える場となった。派遣生徒たちは、9日間の経験を通して、英語力だけでなく、異文化理解力、非言語コミュニケーション力、自己管理力、そして視野の広がりといった自らの成長について語った。
オーストラリア姉妹校との交流を通して、派遣生徒たちは実際に異文化に触れ、自らの英語力、コミュニケーション力を試す良い機会を得ることができた。また、帰国後にこの体験を他の生徒たちと共有することで、学校全体が多様性や共生に対する学びを深めることができた。
(2) 地域連携活動
ユネスコスクールの一員として、現代社会の問題を主体的に捉え、解決に取り組む姿勢を育むため、地域連携活動への参加を促した。その結果、地域での活動を経験した生徒には、このような活動がなぜ必要とされているのか、自分たちはこれから地域社会とどのように関わっていくべきなのか、どのような貢献ができるのかをより一層考える良い機会となった。そしてこのような経験が、自分の進路をより具体的に考える一助となっている。

来年度の活動計画

 本校のESD(持続可能な開発のための教育)の活動は、生徒が日頃の学びを生かし、自分の進路を考える場となっている。ユネスコスクールとして、「SDGsを通して持続可能な社会の担い手を育む教育」を具体的にどのように進めていくべきかを、本校の全職員で考えて取り組んでいく。
 (1)国際理解教育
      ・オーストラリア姉妹校派遣団の受け入れ(5月・9日間)
      ・台湾への修学旅行(10月・4日間)
      ・オーストラリア姉妹校生徒との文通による交流(通年) 
 (2)地域連携
      ・それいけ!とよた魅力発見隊(非営利組織IPPO CLUBとの連携によるボランティア・4月)
      ・むもん市(社会福祉法人無門福祉会との連携によるボランティア・3月、5月、11月)
      ・豊田市子ども発達センター(交流・託児のお手伝い7,8月)
      ・ひまわり懇談会(地域のひとりぐらし高齢者との交流・10月)
      ・とよた元気まつり(IPPOCLUB(同上)・12月)
 (3)商学連携
      ・店頭用バナー制作、街路灯フラッグデザイン考案(桜町本通り商店街との連携・12月)
 (4)産学連携
      ・地産地消の新商品開発(7月・11月)
 (5)国際デーへの取り組み
      ・校内放送や掲示による周知活動(通年)
      ・薬物乱用防止教室(国際薬物乱用・不正取引防止デー・6月)
・人権講話(人権デー・12月)      ・総合発表会(教育の国際デー・1月)   

過去の活動報告