2023年度活動報告
本年度の活動内容
減災・防災, 環境, ジェンダー平等, 福祉
【活動の概要】
1 担任や児童の願いを実現する地域コーディネーターとの連携
本校が位置する地域には大八まちづくり協議会があり、地域コーディネーターが常駐している。担任や児童とも日頃から関わりが大変深い。この関わりが教育的効果を生み出している理由について次のように考える。
・実際に授業をする担任が、校内に設置されている協議会事務局に直接出向き、打ち合わせを綿密に行っている。そのため、授業の目的や必要な手立てについて、お互いに共有することができている。
・地域コーディネーターが地域に関わる様々な情報提供を行なっている。様々な分野のゲストティーチャーや活動が紹介されることで、目的に応じた授業に近づけることができる。
・年間を通して関わり合う中で、地域コーディネーターが学級の実態や児童の反応について理解している。
2 地域の方から学ぶ授業の実践
その道に精通している方や地域貢献のために活躍している方をゲストティーチャーとして招くことで、児童の興味、関心を高めると共に、深い学びに繋げることができる。ゲストティーチャーは地域貢献をしている身近なロールモデルであり、その生き方や活動内容に触れることが、児童の憧れとなり、目標となる。
活動例(5年生 地域の宝)
・円徳寺の歴史と昔の学校の歴史について(講師:円徳寺住職)
・moritomiraiカードゲーム(森林学習 講師:国立乗鞍青少年交流の家職員)
・高山別院や中村久子さん(高山市の偉人)の話(講師:高山別院住職)
・七夕岩祭り、車田の話(講師:地域コーディネーター)
・東小学校の建築について(講師:市教育委員会 教育総務課職員)
・活エネルギーアカデミーの活動について(講師:活エネルギーアカデミー)
・木を使った家具作りについて(講師:飛騨産業株式会社)
3 全校学習発表会における地域に向けた発信
令和5年度は学年ごとに地域に関わる学習が行われてきた。調べ学習、ゲストティーチャーを招いた授業、発信活動があり、充実した学びとなっている。特に150周年を迎えた今年度は、地域の方も招待し、学習発表会を行うことができた。
来年度の活動計画
各学年の活動
4年生 高山の福祉と防災~だれもが幸せに暮らせる町づくり
5年生 高山の木を未来につなぐ~住みたくなるまちプロジェクト~
6年生 未来プロジェクト(高山市の歴史と未来)
全校 防災学習