2024年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

生物多様性, 減災・防災, 気候変動, 環境, 文化多様性, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 国際理解, 平和, 人権, ジェンダー平等, 福祉, 持続可能な生産と消費, 健康, 食育, エコパーク

藍を授業や地域活動に最大限に生かし「共に生きるかたち」の芽を育てる!

本校は、宇都宮市の宝木町に立地している。

地域社会の人々と「共に生きるかたち」を創造することを目標の一つとしている。

多くの人々との交流や協働の機会を通して、今の自分や他者を受け入れながら、互いに豊かさや幸せを感じられる持続的な関係をつくることを目指している。

「宝木に“あい”を」をテーマに高等部では、藍を活用した授業を行っている。

高等部三つの作業班が協働し、作業学習で藍を活用

近隣の高校生や地域の方々とも協働

  • 農園芸班:前年に収穫した藍の種まき、夏と秋に葉の刈り取り、すくもづくり
  • 地域の人々:藍の苗を配布、育て乾燥させた葉を回収することを依頼
  • 織物・縫製班:すくもを用いて藍を建て藍染、糸を染め、織布を制作
  • 中央高校総合家庭科:本校生徒が先生役となり、合同で染めたさらし生地を中央校生が巾着袋に縫製、一緒に育てたハーブを入れて香袋を制作
  • サービス班:藍の実を使った藍茶やスイーツづくりを行い、学校祭で販売

藍染を通して保護者や地域との交流も推進

  • 親子藍染会:授業参観日に、生徒が保護者に絞り方を教えながら、藍染を一緒に楽しむ機会を設けた。
  • 自治会や婦人会との藍染交流会:地域交流の一環として、生徒が先生役を務めることで、新たなコミュニケーションが生まれている。

令和5年度の創立50周年記念式典では、児童生徒がそれぞれに染めた唯一無二の藍染Tシャツを着て

創作ダンスを披露した。

来年度の活動計画

次年度の予定

・藍染をとおした教育活動

・校内のトリムの森を使った環境教育

・足尾の植樹活動など