所在地 | 〒150-0032 東京都渋谷区鶯谷町9-1 |
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電話番号 | 03-3463-1583 |
ホームページ | https://shibuya.schoolweb.ne.jp/hatiyamaj |
加盟年 | - |
2024年度活動報告
気候変動, エネルギー, 環境, 国際理解, 人権, 食育, 貧困
本校は、教育目標に Challenge(挑戦)、Create(創造)、Communicate(対話)を掲げ、教育の重点を STEAM、GLOBAL、DIVERSITYとしています。今年度は、探究「シブヤ未来科」を中心に、ユネスコスクール・キャンディデート校として、教科等横断的な学習の中で国際理解やSDGsについて考える学習に取り組んできました。
<NPO法人せいぼと連携した国際協力の授業> 6月、10月、12月
第1回では、NPO法人せいぼが支援するマラウイの状況やなぜ給食支援が必要なのかを教えてもらい、「食」について考えました。第2回では、マラウイで給食支援に携わる現地スタッフのフューチャーさんとオンラインでつながりました。マラウイや支援の状況を聞いたり、生徒から質問をしたりしました。もちろん英語で。3年生が英語の授業で取り組んだ日本・渋谷・学校紹介をプレゼンテーション資料を用いてフューチャーさんに聞いていただきました。もちろん英語で。フューチャーさんはとても喜んでくれて、特に「スシ」が気に入ったようでした。第3回では、実際に給食支援につながるコーヒーのフェアトレードについて学びました。
<東京ガスと連携したSDGs学習> 7月、9月、11月
第1回では、「くらしを支えるエネルギー」をテーマに都市ガスの安全性を保つ工夫や災害時に備えたガスメーターの復旧方法を学びました。第2回では、「燃料電池ってなんだろう?」をテーマに実験を通じて、エネルギーの有効利用や温暖化防止のために自分たちができることは何かを考えました。第3回では、「次世代エネルギー」をテーマに、各エネルギーの長所・短所や有限性を比較し、CO₂削減に向けた次世代エネルギーについて考えました。
<東京大学 大気海洋研究所と連携したおもしろ理科講座> 7月
気候学が専門の木村 詞明氏による「研究」を体験するワークショップでの学習です。2024年9月の北極海の海水面積を予想し、海氷面世紀に影響を与える要因についてディスカッションをしました。生徒たちの予測が国際的研究プロジェクトの報告書に投稿されています。
<NPO法人ワールド・ビジョン・ジャパンと連携した国際理解教育> 9月
世界の子供たちの状況から問題は複雑に絡み合い、解決を難しくしていることを知りました。17の目標うち、興味関心のある目標ごとにグループをつくり、問題点や解決策を話し合い、自分たちができることを提言しました。
<学習院女子大学と連携したおもしろ理科講座> 9月
学習院女子大学教授 品川 明先生に「アサリの解剖」の授業をしていただきました。解剖を通して人間の体との共通点・異なる点を探し、軟体動物のからだのつくりとはたらきを理解し、更に生態系におけるアサリのはたらきから食と自然環境の関係を学びました。
来年度の活動計画
<NPO法人せいぼと連携した国際協力の授業>
マラウイの教育・給食支援について学び、フェアトレードに参加し、地域と連携してマラウイのコーヒーを販売する。
<NPO法人ワールド・ビジョン・ジャパンと連携した国際理解教育>
国際情勢を学び、SDGsの視点で課題に取り組み、解決策を考え発信する。