2023年度活動報告
本年度の活動内容
海洋, 減災・防災, 国際理解, 平和, ジェンダー平等, 福祉, 持続可能な生産と消費, 健康, 貧困
① 国際理解に係わる活動
・JICA関西センターから元青年海外協力隊の方を招き、それがSDGsにどうつながるかなどを講演頂いた。
・国際理解講演会を実施し、大阪女学院大学国際英語学部教授の講演を頂いた。演題 国際の平和と安全~私たちにできることは何か~
・和歌山県が行っているアジア・オセアニア高校生フォーラムに参加し、和歌山県の高校とアジア・オセアニアの国の高校生と世界共通の課題について意見交換を行い、文化交流も行った。
・外国語授業では、異文化理解を目的として、第二外国語(中国語・韓国語・スペイン語)の習得を促進し、第二外国語レシテーションコンテストを実施した。スピーチコンテストや弁論大会、検定にも積極的に参加している。
・タイのカセサート大学附属マルチリンガルプログラム校を訪問し、タイにて交流活動を実施した。
・姉妹校との交流活動
○タイのカセサート大学附属マルチリンガルプログラム校を訪問し、タイに交流活動を実施した。
○山東師範大学からの訪問団を受け入れ交流を行った。
・JENESYS太平洋島嶼国訪問団を受け入れ交流を行った
・メキシコ和歌山県人会子弟訪問団が来校し、交流を行った
・マレーシアからの研修旅行団を受け入れ、交流を行った
・スペインガリシア州訪問団を受け入れ、交流を起こった
② SDGsをテーマとした総合的な探究の時間を展開
- 1年生では,JICAの海外青年協力隊参加者により国際協力活動により見えるSDGsについて講演を頂いた。
地域学習を足がかりに,地元企業がSDGsにどのように力を入れているか、和歌山県の労働政策課から説明を頂いた。その後、地域理解,地域活性化などをテーマにSDGsにつなげる活動を展開しました。特に,学校周辺の文化施設や歴史施設をたずね,長い歴史のある施設をどのように継続してきたかや,地域活性化にどのように貢献しているかなどを幅広く調べた。 - 2年生では,具体的なSDGsを直接のテーマに掲げて探究活動を行った。17のゴールのうち特に7つのゴールを設けてグループに分かれ活動を行った。今年度選定した7つのゴールは,「貧困をなくそう」「すべての人に健康と福祉を」「ジェンダー平等を実現しよう」「人や国の不平等をなくそう」「つくる責任つかう責任」「海のかさを守ろう」「平和と校正をすべての人に」である。
年度前半はSDGsについて広く学び、各自が何を探究すべきかを考えた。
文部科学省ワールドワイドラーニング事業の大阪教育大学高校生国際会議に参加し、ワークショップに参加した他、「ジェンダー平等」をテーマにポスター発表を行った。またジェンダー平等分科会にも参加した。
貿易ゲームワークショップを体験した。 - 3年生では,昨年度探究したSDGsの内容を取り上げ、それをどう進路に生かすかまとめる活動を展開した。その後、SDGsのテーマを取り上げ、グループ討論を中心に意見交換や解決策を探る活動を行った。
来年度の活動計画
2024年度は、本年度訪問したタイのカセサート大学附属マルチリンガルプログラム校からの訪問団を受け入れる予定です。
和歌山県や和歌山市が主催する青少年海外派遣事業が多くあり、こうした事業をこれからも積極的に活用していきたい。
外務省高校講座や国際理解講演を実施していきます。
和歌山県アジア・オセアニアフォーラムやワールドワイドラーニング諸活動、ユネスコ関連諸活動へ参加できるようにしていきます。
「総合的な探究の時間」を、SDGsを中心とした探究活動としてすすめていき、校外の諸団体や地域へ出ての活動を進めていく予定です。
これまで力を入れていた国際交流活動に加えて、具体的にSDGsへアクションを起こせる活動を計画しています。
ユネスコ関係のイベントや国際活動に関わることを模索していきます。
和歌山県のSDGsに取り組む企業活動を取り上げ、講演会や活動をつうじて地元企業の取り組みを知るとともに、共に活動していけることを模索します。