• わかやまけんりつせいりんこうとうがっこう
  • 和歌山県立星林高等学校

  • Wakayama Prefectural Seirin High School
  • 種別 地区
  • 主な活動分野登録なし

所在地 〒641-0036 和歌山県和歌山市西浜2−9−9
電話番号 073-444-4181
ホームページ https://www.seirin-h.wakayama-c.ed.jp/
加盟年 2012

2024年度活動報告

活動分野

海洋, 減災・防災, 国際理解, 平和, 人権, ジェンダー平等, 福祉, 持続可能な生産と消費, 健康, 貧困

①国際理解に関わる活動

  • 国際理解講演会を実施し、独立行政法人国際協力機構 関西センター(JICA関西)から講師をお招きし、「日本のあたりまえと開発途上国のあたりまえをくらべて-多文化共生社会を生きる皆さんに考えてほしいこと-」という演題で講演していただいた。
  • 和歌山県が行っているアジア・オセアニア高校生フォーラムに参加し、和歌山県の高校とアジア・オセアニアの国の高校生と世界共通の課題について意見交換や文化交流を行った。
  • 外国語授業では、異文化理解を目的として第二外国語(中国語・韓国語・スペイン語)の習得を促進し、第二外国語レシテーションコンテストを実施した。スピーチコンテストや弁論大会、検定にも積極的にも参加している。
  • 海外交流校との交流活動として、タイのカセサート大学附属マルチリンガルプログラム校の生徒10名を約1週間受入れ、様々な交流を行った。
  • マレーシアの高校生34名と授業交流を行った。
  • スペインガリシア州出身の青少年15名と授業交流を行った。
  • 韓国の高校生44名と授業交流を行った。
  • 香港の高校生34名と授業交流を行った。
  • アメリカとハンガリーに長期留学生を2名派遣している。
  • 韓国へ4名の生徒を短期研修に派遣した。
  • アメリカからの長期留学生(8ヶ月)を1名受け入れた。

②SDGsをテーマとした「総合的な探究の時間」を展開

・1年生では、地域学習を足がかりに、学校周辺の文化施設や歴史施設や企業を訪問し、長い歴史のある施設をどのように継続してきたかや、地域活性化にどのように貢献しているか等を幅広く調べた。また、和歌山県内の企業がSDGsにどのように力を入れているのか、和歌山県庁の労働政策課から説明をいただいた。地域理解や地域活性化等をテーマにSDGsにつながる活動を展開した。

・2年生では、具体的なSDGsを直接のテーマに掲げて探究活動を行った。1学期はSDGsについて広く学び、2学期からは17のゴールのうち特に8つのゴールを設けてグループに分かれ活動を行った。今年度の8つのゴールは、「貧困をなくそう」「飢餓をゼロに」「すべての人に健康と福祉を」「室の高い教育をみんなに」「ジェンダー平等を実現しよう」「安全な水とトイレを世界中に」「人や国の不平等をなくそう」「海の豊かさを守ろう」である。

文部科学省ワールドワイドラーニング事業の大阪教育大学主催の第4回高校生国際会議に参加し、ワークショップ「留学生および教員研修生との交流会」に参加した。

・3年生では、2年生で探究したSDGsの学びを活かし、それをどう進路や生活に結びつけるか活動を展開した。そして、SDGsのテーマを取り上げ、グループ討論を中心に意見交換や解決策を探る活動を行った。

来年度の活動計画

  • 2025年度は2024度受け入れを行ったタイのカセサート大学附属マルチリンガルプログラム校へ訪問する予定である。
  • 姉妹校である中国山東省にある高校からの生徒を約1週間受け入れる予定である。
  • 和歌山県や和歌山市が主催する青少年海外派遣事業が多くあり、こうした事業を来年度以降も積極的に活用していく。
  • 2025度以降も和歌山県アジア・オセアニア高校生フォーラムやユネスコ関連諸活動へ参加するよう生徒に働きかけていく。
  • 「総合的な探究の時間」をSDGsを実践する活動に進めていき、校外の諸団体や地域への活動を進めていく予定である。
  • ユネスコ関係のイベントや国際活動に関わることを模索していく。
  • 和歌山県のSDGsに取り組む企業活動を講演会や活動を通して知ることと共に、地域につながる活動を模索したい。

過去の活動報告