所在地 | 〒063-0002 北海道札幌市西区山の手2条8丁目5-12 |
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電話番号 | 011-611-7301 |
ホームページ | http://www.yamanote.ed.jp/ |
加盟年 | 2012 |
2024年度活動報告
減災・防災, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 国際理解, 平和, 持続可能な生産と消費
本校は、「真理を求め、知性を磨き、敬愛、自立の精神を養い 心身ともに、健康な身体を持つ良き社会人として 国家社会に貢献する、有益な人間を育てる」ことを建学の精神としている。ESDは将来社会にでたときの課題解決能力として重要な教育であると捉え、ユネスコスクールが重点的に取り組む3つの分野を通して自ら考えて行動できる力の育成を目標としている。
今年度も、グループワークなどを取り入れながら、対話的・主体的な深い学びをさせることができた。
世界遺産・地域の文化財・防災
モバイル空間統計を用いて、人口を「分布」と「動態」で分析・集計し、修学旅行地であり世界遺産をもつ広島県と自分たちの住んでいる札幌とを比較し、世界遺産や地域の文化財について知識を深めたり、昼間と夜間の人口分布を確認して高精度に帰宅困難者の数を予測することで防災について考えた。
持続可能な生産と消費
持続可能な開発のための17の国際目標について、世界が抱える様々な問題の「事実と数字」を理解し、関連記事を通して、世界各地における問題とそれに対する取り組みを調べた。さらに、感じた事、考えた事とともに、自分が今できる事、しなければならない事についてまとめた。少人数のグループでの意見交換を取り入れることができた。
また、キャリア教育を通して、グローカルの理念のもと、2カ月間、日本の企業における持続可能な生産と消費についての動画を視聴し学習を深め、札幌市内における企業での職業体験を通じて理解を深めた。
異文化交流
本校では、毎年外国からの留学生を受け入れている。留学生との日常生活を通して、留学生は日本の文化を知り、日本人生徒たちは普段知ることのない外国の文化に触れ、文化の多様性を肌で感じることができている。
来年度の活動計画
次年度も今年度同様、世界遺産や地域の文化財、防災について生徒が自分事として取り組めるプログラムを継続していく。
また、留学生の受け入れを本校の強みとして、留学生の母国の文化を知り、そのことでより深く日本を知ることができるよう文化の多様性を意識したプログラムを展開していきたい。