所在地 | 〒738-0003 広島県廿日市佐方本町1-1 |
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電話番号 | 0829-32-2222 |
ホームページ | http://www.sanyojoshi.ed.jp/ |
加盟年 | 2009 |
2024年度活動報告
生物多様性, 海洋, 環境, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 平和, 福祉
広島県廿日市市にある唯一の私立学校である本校で、これまでの平和教育をより深めた探求的学習と実施研修をしています。「広島平和記念公園」を基盤にして広島を主軸とした平和活動や平和教育について生徒自らが考え、観光に訪れた方たちを案内しました。また廿日市市の「宮島」において、観光する側とおもてなしする側の学びを考え、学んだことを今度は自らの言葉で伝わるように話し、世界遺産の現場でフィールドワークとして主体的に活動しました。
観光の発展は文化的価値の創造や文化遺産の保全に良い影響をもたらします。観光客が多様な文化を持つ人々と意義ある出会いをすること、文化的に重要な建物や伝統文化に寄与することや地域文化への理解が促されます。異文化間の対話や相互理解によって、異文化への寛容さが醸成されるためです。このように持続可能な観光は、世界平和や安全、国際交流に寄与します。すなわち、世界の経済的発展、民主化、社会的公正の実現、良質な教育といったことへの人々の意識が醸成され、平和で安全な社会の構築につながり、発展することに重要な役割を果たすことを世界遺産の学びとともに理解しました。また、宮島学として特進コースが学び、フィールドワークをし、発表しました。
2024年高1・2特進コース探究 宮島研究プログラム
山陽女学園高等部理数科
宮島研究の活動の意義
①世界遺産、地域遺産教育
②環境教育
SDGs11 住み続けられるまちづくりを(11.4文化遺産および自然遺産の保全確保)
SDGs14 海の豊かさを守ろう(14.1海洋汚染の防止)→干潟の観察 ボランティア活動
SDGs15 陸の豊かさも知ろう(15.3劣化した土壌を回復、15.5絶滅危惧種を保護)
→ゴミ清掃ボランティア活動を行う。
③国際理解教育
④キャリア教育
※上記4つの項目は、並列的なものではなく、①~③を通して④を身につけさせることを目指す。
研修を通じて身につけさせたい力
◎スキル ①多面的な思考力・判断力・表現力 ②「伝える力」
◎意欲・態度 ③コミュニケーション能力
◎価値観・倫理観 ④自己理解・未来設計能力
宮島ならではの学習活動(主な活動)
- 宮島の伝統・文化を守り継承する学習活動例
朱の大鳥居・厳島神社・宮島歴史民俗資料館見学
誓真さんについて学ぶ(杓子,井戸)
宮島轆轤(ろくろ),宮島土鈴の見学
宮島土鈴体験,宮島彫り体験
宮島学園の宮島踊りの継承活動
大鳥居クラフト(模型)づくり 協力:広島県立大学宮島学センター
(2) 宮島のよさを伝える学習活動
大学等でのプレゼンテーション・本校オープンスクールでのプレゼンテーション
ユネスコスクール全国大会発表・宮島観光協会へプレゼンテーション依頼
⑶英語の学びを生かしたガイド活動
外国人観光客への宮島ガイド
(4) 宮島の自然を守る学習活動例
紅葉谷庭園砂防現地学習
ミヤジマトンボについて学ぶ
長浜調査(ごみの種類,指標生物による海のきれいさ判定)
ドングリの栽培 弥山植樹
2024年高1・2 宮島研究カリキュラム表(案)
20240326版
《日時》 《授業内容》 《担当》
第1回 4月下旬? 総合探究授業計画の説明 担任
探究とは・宮島についての知識
第2回 5月2週目 「宮島研究をはじめるにあたって 宮島学園前校長 石角剛様
~何のための探究か~」 宮島観光公認ガイド
第3回 3週目 「宮島の環境と海の生き物について」 海の生き物調査団代表 呼坂達夫様
第4回 4週目 「知られざる宮島~沼にはまって~」 宮島観光公認ガイド石角剛様
第5回 6月1週目 第3週の振り返りと
研究項目・研究動機の決定 担任(担任団で担当分担)
第6週目 4週目 実地探究①(宮島) 担任団で担当分担し助言
第7回 7月1週目 特別講座 県立広島大学宮島学との高大連携
13:20~14:10 「宮島学ってなんだろう」 県立広島大学 鈴木康之教授
(50分) -考古学から見た平清盛-
第8回 9月1週目 実地探究①のまとめ・発表準備
第9回 9月2週目 中間発表(全体で?/担当ごとに?) 担任・石角先生
第10回 10月 実地探究②(宮島) 引率:担任
第11回 12月2週目 実地探究②のまとめ
第12回 12月3週目 1月実地研修準備
第13回 1月特別講座 「英語で宮島をガイドしよう」 県立広島大学 馬本勉教授
14:20~15:10 世界遺産嚴島神社の魅力を海外の人に伝えるために必要な
(50分) コミュニケーション能力を高める講座
第14回 1月上旬 現地研究③(宮島)
第15回 1月3週 成果発表準備(研究のまとめ)
1月4週 成果発表準備(研究のまとめ)・発表練習リハーサル
第16回 2月上旬 成果発表 ベンジャミンホール 引率:担任・管理職
2024年高1 海洋生物から考える宮島の環境問題
宮島研究カリキュラム表(案)
20240220版
《日時》 《授業内容》 《担当》
第1回 4月下旬 総合探究授業計画の説明 担任
探究とは・宮島についての知識
第2回 5月2週目 「宮島研究をはじめるにあたって 宮島学園前校長 石角剛様
~何のための探究か~」 宮島観光公認ガイド
第3回 3週目 「宮島の環境と海の生き物について」 海の生き物調査団代表 呼坂達夫様
第4回 4週目 「知られざる宮島~沼にはまって~」 宮島観光公認ガイド石角剛様
第5回 6月1週目 これまでの振り返りと探究作業実地研修準備
第6週目 4週目 実地探究①(宮島)
第7回 7月1週目 特別講座 県立広島大学宮島学との高大連携
13:20~14:10 「宮島学ってなんだろう」 県立広島大学 鈴木康之教授
(50分) -考古学から見た平清盛-
第8回 9月1週目 研究項目・研究動機・研究方法の設定
第9回 9月2週目 探究活動 担任:
第10回 10月 実地探究④(宮島) 引率:担任
第11回 12月 中間発表(PPにて) 宮島学園前校長 石角剛様
「知られざる宮島~沼にはまって~」 宮島観光公認ガイド
第12回 12月2週目
第13回 12月3週目 1月実地実習準備
第14回 1月特別講座 「英語で宮島をガイドしよう」 県立広島大学 馬本勉教授
14:20~15:10 世界遺産嚴島神社の魅力を海外の人に伝えるために必要な
(50分) コミュニケーション能力を高める講座
第15回 1月上旬 現地研究⑤(宮島)
第16回 1月3週 研究のまとめ1
1月4週 研究のまとめ2・発表練習リハーサル
第17回 2月上旬 成果発表 ベンジャミンホール 引率:担任・管理職
令和6年度廿日市地区共同募金委員会街頭募金実施要領
【廿日市市廿日市地区共同募金委員会】
1 ねらい 10月1日から3月31日の間実施する赤い羽根共同募金運動にあたり、募金運動を盛り上げるとともに、この募金が地域福祉活動のために必要な財源等であることを広く市民にPRする。
2 日 時 令和6年12月14日(土) 10時20分~11時40分頃
3 場 所 ①アルク廿日市店(tina court 入口、1Fエントランス)2か所
②宮島口etto前エリア(ロータリ-前、広電宮島口駅前付近)3か所
4 従事者 ・廿日市市社会福祉協議会職員 5人 【アルク】酒井、三木・【宮島口】飛鳥井・吉川・栗栖
- 全員、紺色の社協ジャンパーを着ています。
・山陽女子学園高等部 50名程度
・山陽女子学園高等部教師 2名程度
5 準備物
□募金箱(卓上型・首掛け型) □配布物 □のぼり □はっぴ □タスキ □カッパ(雨天時用)
6 配布物
□一般向けパンフレット(報告書) □ドラえもんの募金箱(子供用)
□カープコラボステッカー □カープコラボバッチ
□赤い羽根(募金者用) □風船
7 タイムスケジュ-ル
【アルクチーム】(10名程度×2か所)
9:45 | 〇社協職員集合
(※職員用入口) |
10:20 | 〇学生、あいプラザ(一階、喫茶あんず前)集合 |
10:30 | 〇共同募金活動の注意事項
〇活動準備 ハッピ着用、風船・掲示物の準備等 |
10:40 | 〇アルクへ移動 |
10:45 | ■募金活動開始 |
11:25 | ■募金終了
片付け・撤収 |
11:30
|
〇あいプラザ(一階、喫茶あんず前)へ移動
・貸し出し物の返却 |
11:40 | 〇学生解散 |
11:45 | 〇社協職員解散(資材片付け後) |
【宮島口チーム】(10名程度×3か所)
9:15 | 〇社協職員集合
(※職員用入口) ・宮島口チームの資材を車へ運ぶ 〇宮島口へ移動 |
9:50 | 〇宮島口到着
〇資材を運ぶ |
10:20 | 〇学生、宮島口しゃもじ広場、集合 |
10:30 | 〇共同募金活動の注意事項
〇活動準備 ハッピ着用、風船・掲示物の準備等 |
10:40 | ■募金活動開始 |
11:20 | ■募金終了
片付け・撤収 |
11:30 | 〇学生解散 |
11:45 | 〇社協へ移動 |
12:15 | 〇社協職員解散(資材片付け後) |
【広島国際 大学 ×総合進学コース 高大 連携 授業 】
成果目標
・これから 取り組む 福祉や ボランティア の 授 業 の 導入 として 、 大学 教員 に よる 講義を受講し、 今後の 経験 が より 有意義な ものに なるよう に する 。
・医療・社会福祉系 総合大学である広島国際大学と 協同で キャリア教育を 行うことで、私たちの暮らしに直接的に関わる様々な仕事についての職業観の醸成につなげる。
・進路研究の観点の1つとして、 大学で得られる学び も大切であることを理解する。
授業内容
総合進学コース
では 、 総合探究 授業の 一環 で 、 廿日市市社会福祉協議会と連携し た障がい者福祉 盲・車いすなどの体験や手話 の 学び や ボランティア 活動 を 行っている 。
ボランティアは 自らの 善意で 誰かを 助ける ものである が 、 それと 同時に 自分の心が豊かになること や 、 ボランティアに携わる上で大切なこと に関する講義を 聴講し 、 今
後の 体験 が より 有意義な ものに なるよう 素地 を つくる 。
来年度の活動計画
広島市観光ボランティア協会に協力をいただき、「広島平和記念公園」を基盤にして広島を主軸とした平和活動や平和教育について生徒自らが考え、観光に訪れた方たちを案内できる様になります。また廿日市市の「宮島」において、観光する側とおもてなしする側の学びを考えています。
専門家から高1未来探求コースは隔週2時間、高2特進コースは月2回、観光学・平和学・ボランティアを中心に英語も含めた授業計画です。そこで学んだことを今度は自らの言葉で伝わるように話し、世界遺産の現場でフィールドワークとして主体的に活動していきます。出前授業や高大連携授業を積極的に活用していきます。また総合進学コースはボランティア活動を地域と連携し、行っていきます。
京都を知る歴女ツアー、韓国語を選択している生徒の中で希望者を募るって行く韓国語ツアーなども予定しています。