• ちばけんりつさくらみなみこうとうがっこう
  • 千葉県立佐倉南高等学校

  • Chiba Prefectural Sakura-Minami High School
  • 種別 地区
  • 主な活動分野減災・防災, 環境, 文化多様性, 国際理解, 人権, 福祉, 持続可能な生産と消費, 貧困

所在地 〒285-0808 千葉県佐倉市太田1956
電話番号 043-486-1711
ホームページ https://cms2.chiba-c.ed.jp/sakuraminami-h/
加盟年 2011

2024年度活動報告

活動分野

国際理解, 人権, ジェンダー平等, 福祉, 持続可能な生産と消費, 健康, 食育, 貧困

 佐倉南高校は、ユネスコスクールとして持続可能な社会の実現を目指し、地域社会と連携した多様な教育活動に取り組んでいます。今年度の主な活動を報告いたします。

 

① 地域社会と連携した探究プログラムの構築

本校ではキャリア教育の一環として、「さくら咲クリエイションプロジェクト」を進めています。今年度は2年目を迎え、年次ごとに探究活動を展開しました。

1年次では、本校が持つ公式インスタグラムにおいて、生徒が実際に記事制作をすることを通して、未来の後輩たちに向けた情報発信を行う循環モデルを目指しました。

また、1~2年次の有志生徒が佐倉市内で開催された「佐倉産業大博覧会」に参加し、学校周辺のオリジナルマップを作成。地域の方々からアンケートでフィードバックを受け、今後の探究学習に活用する予定です。

3年次では校外学習として株式会社QVCジャパンを訪問し、情報を効果的に伝える重要性を学びました。11月に行われた成果発表会では、その経験を活かした素晴らしい発表が行われました。

 

② 多様なボランティア活動への参加

本校の生徒は、地域の様々なボランティア活動にも積極的に参加しました。

春夏秋に開催される「ふるさと広場」のイベントでは、イベントのサポートを行い、交流を深めました。また、近隣施設「みらいの里さくら」では壁画アートを制作し、地域の景観向上に貢献しました。さらに、「SL祭り」では地域活動に携わり、多くの地域住民との交流を楽しみました。

高大連携事業として行われた植草大学でのプレゼンテーション大会にも参加し、日頃の学びを活かした堂々たる発表を披露しました。

 

③ 印旛特別支援学校さくら分校との共同学習

併設されている印旛特別支援学校さくら分校との共同学習を継続的に実施しました。交流会では、長縄やミニゲームを通じて親睦を深めるとともに、お互いの学校の特色を紹介し合いました。また、さくら分校のフードコースが提供するパン販売は、佐倉南の生徒や職員にとって人気の交流の場となっています。

 

これらの活動を通じて、生徒たちは地域や他者とつながり、多様な視点を学びながら成長しています。今後も持続可能な社会の実現に向けて、さらなる活動を続けてまいります。

 

来年度の活動計画

令和7年度のユネスコスクール活動計画は、以下の2点を重点として進めてまいります。

 

① 探究プログラムの深化と拡充

「さくら咲クリエイションプロジェクト」において、ESDの理念にも通ずる「持続可能な社会」の創造をテーマとした探究活動をさらに深化させます。各学年の学びを発展させるとともに、生徒が主体的に行動する機会を創出し、ユネスコスクールの生徒としての役割を果たします。また、これらを通じて、生徒の望ましいキャリア観の育成に努めます。

 

② ボランティア活動の拡充

地域社会との連携を強化し、生徒が多様な場で活躍できる機会を増やします。ボランティア活動の機会を増やすことで、生徒の地域貢献意識を高めます。

 

これらを通じ、持続可能な社会に向けた教育の実現を目指します。

過去の活動報告