所在地 | 〒264-0017 千葉市若葉区加曽利町1538 |
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電話番号 | 043-231-1449 |
ホームページ | https://cms1.chiba-c.ed.jp/chibapref-sakuragaoka-sh/ |
加盟年 | 2015 |
2024年度活動報告
減災・防災, 人権, 福祉, 健康
(1)〈本校ESDを紹介する研修〉
ESDとは何か、昨年度までにどのような実践が行われてきたのか等について説明をした。教職員向けに、アンケートを実施し、集まった回答を基に、一年間係が重点を置いて活動する内容を話し合った。 (2)〈国際デーの取り組み〉 ➀国際防災デーでは、2024年のテーマ”Empowering the next generation for a resilient future”に合わせた掲示物を作成した。「みんなで守れ、みんなの命! ~自分も、家族も、友達も~」をコンセプトに掲げ、国際デーの概要、教職員にとったアンケートの集計結果と分析、災害クイズ、学校での防災の取組などを掲示した。 ➁人権デーでは、「自分も友達も もっと好きになろう!」をテーマに、自分と友達の人権について扱った。自分の感情に焦点を当て、人がどんな気持ちをもっているのかを考える「思いやりって何だろう?」や、いろいろな色から自分の気持ちを表した花を選び、何もない木に花を貼る「気持ちの木を満開にしよう!」といった掲示を行った。児童生徒や教職員が参加して「気持ちの木」にたくさんの花が貼られ、たくさんの人が自分の気持ちについて知ることができた。 (3)〈生徒交流会への参加〉 夏休みに、千葉大学教育学部ESD事業の主催による夏季生徒交流会に参加した。本校からは高等部の生徒が3名参加し、講義を聴いたりグループ研修で意見交換をしたりして、「未来のために、自分ができること」について考えた。参加した生徒からは、「もっと未来について考えなきゃいけないと感じた」、「交流会を通して身近なこととして考えるようになった」という意見が上がった。 |
来年度の活動計画
ESDの実践が学校教育目標である児童生徒の「自分らしい人生を歩んでいくための力を育成する」ことにつながるよう、教職員がESDに取り組みやすい環境の整備や、児童生徒が主体的に取り組める活動の提案を引き続き行い、学校全体でSDGsの目標4.7の達成を目指す。ESDに対する理解は進み、係からの後押しがなくとも主体的にESDに取り組む教職員が増えているため、次年度は、新転任者が不安なく桜が丘のESDに馴染むことができるような情報提供に注力していきたい。具体的には、年度始めにESDの意義を伝えること、桜が丘で行われてきた実践に自由にアクセスできるようにすること、自分の実践がESDであると実感できるようにすることなどが考えられる。これまでに蓄積されてきたESDがこれからの教職員の糧になりながらブラッシュアップされていくことに期待し、係も情報を日々アップデートしていきながら、ESDを行う教職員一人一人に寄り添う姿勢を忘れないようにしたい。