2023年度活動報告
本年度の活動内容
活動分野
生物多様性, 環境, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 平和, 人権, 福祉
令和5年度も、当初の活動計画に沿って、ESD教育の一環として、総合的な学習(奈良市では総合「なら」と呼称)において、学年ごとにテーマを設定し取り組んだ。3年生では「おん祭」で伝統行事・ゲストティーチャーを招いて環境(エコ)について、4年生では「奈良公園の鹿」をテーマに環境や人々の関わりについて、5年生では「奈良市の世界遺産全般」・ホタルの舞うビオトープを目指し、ホタルのエサとなるカワニナの生育実験、6年生では「正倉院」・ゲストティーチャーを招いて戦争の聞き取りと、それぞれの学年で学びを深めた。とりわけ、5年生での「ビオトープ学習」、中庭に柑橘系の樹木を植樹し「バラフライガーデン」の整備を継続している自然環境学習も本年度で13年目を迎えた。しかし、学校統合による新校舎建設のため、一旦ビオトープが取り壊されることになった。令和8年に再生するビオトープまで、どのように学習を継続していくかが課題である。
来年度の活動計画
令和6年度も、3年生から6年生で、今年度と同様の内容を学んでいく予定。ただ、学校統合による新校舎建設工事のため、ビオトープ等が一旦取り壊されるので、特に自然環境に関わる学習については、ゲストティーチャーとも相談しながら活動内容を工夫していく。地域の方や学識経験者の指導を仰ぎながら、豊かな学びを創造していく。