• きょうとふりつさがのこうとうがっこう
  • 京都府立嵯峨野高等学校

  • Kyoto Prefectural Sagano High School
  • 種別 地区
  • 主な活動分野生物多様性, 減災・防災, 気候変動, エネルギー, 環境, 文化多様性, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 国際理解, 平和, 人権, ジェンダー平等, 福祉, 持続可能な生産と消費, 健康, 食育, 貧困, グローバル・シチズンシップ教育(GCED)

所在地 〒616-8226 京都市右京区常盤段ノ上町15
電話番号 075-871-0723
ホームページ http://www.kyoto-be.ne.jp/sagano-hs/
加盟年 2014

2024年度活動報告

活動分野

生物多様性, 減災・防災, 気候変動, エネルギー, 環境, 文化多様性, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 国際理解, 平和, 人権, ジェンダー平等, 福祉, 持続可能な生産と消費, 健康, 食育, 貧困, ジオパーク, グローバル・シチズンシップ教育(GCED)

本校は、地域連携・海外コラボ型「嵯峨野グローバルリーダーシップイニシアティブ(GLI)」を通して、1年次では基礎的な探究活動を行い、課題設定・解決能力、英語・異文化コミュニケーション能力の基礎力の育成を、2年次はアカデミックラボでの課題研究を中心に行い、探究する力、表現する力、課題設定・解決能力、地球規模で考える力を向上させ、3年次では課題研究発表会を開催し、英語による発表と質疑応答を行うことで、課題研究を深化させることを行っている。ユネスコスクールが重点的に取り組む3つの分野に関しては、アカデミックラボの各ラボで取り組んでおり、これらの取組を通してESDの理念である持続可能な社会の担い手の育成に尽力している。
(1) 「情報Ⅰ」(課題探究活動の基礎―ICTの活用)
SDGsの17の目標に関した課題をグループで設定して仮説を立てる課題探究基礎を実施。まとめた内容についてクラス内発表会と各クラスの代表による合同発表会を実施した。
(2) 「グローバルインタラクション」(課題探究活動の基礎―英語による論理的コミュニケーション能力の向上)
「あるべき地球市民とは」という問いを通年で取り組む問いとし、All English でのコミュニケーション活動の機会を設定し、英語でのプレゼンテーションやディスカッションに必要な論理的コミュニケーション能力を高めた。今年度も韓国、シンガポール、米国等の高校生とオンライン(21時間)や対面(30時間)で交流活動を行い、多様な文化を理解する態度と地球市民として求められる資質を育成した。今年度韓国で開催された2024 Korean UNESCO ASPnet Gatheringでは本校の取組が紹介された。


(3) 「アカデミックラボ」(課題探究活動と英語による実践発表)
「人文科学・社会科学・自然科学」分野の課題研究を行い、探究する力、表現する力、課題設定・解決力、地球規模で考える力を高める。3年次には、英語での発表や質疑応答を行い、発表を海外の連携校にも公開した。具体的には、フードロス問題、ジェンダー、環境問題をテーマとしたチームが地域のNGO,NPO団体と協力して、課題解決のためのアクションに取り組んだ。(4) 教職員研修では国連でも実施されている「2030 SDGs」のカードゲーム体験をファシリテーターの資格をもつ教員を中心に行い、持続可能な社会の実現のために我々に求められていることについて学びを深める機会を設けた。

来年度の活動計画

2025年度もESDの理念である持続可能な社会の担い手を育成するため、「嵯峨野グローバルリーダーシップイニシアティブ(GLI)」によるリーダー育成を推進する。教科横断的に、また部活動の取組とも連携しながら持続可能な社会について考え行動する、そして次年度は特に平和について考える機会を設けたいと考えている。

過去の活動報告