所在地 | 〒930-0802 富山県富山市下新北町3-72 |
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電話番号 | 076-432-1415 |
ホームページ | http://swa.toyama-city-ed.jp/weblog/index.php?id=toyama010 |
加盟年 | 2018 |
2024年度活動報告
環境, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 国際理解, 福祉, 持続可能な生産と消費, 食育
本校は「心と行動を磨き主体的に生きる子供の育成」を学校教育目標として、家庭や地域、各種団体の協力を得ながら、愛校心や郷土愛を育むSDGsーEDSの充実に努めている。具体的には、総合的学習の時間や生活科の学習を中心にして各教科との連携を図りながら各学年が活動した。
(第1学年)「なかよしいっぱい一年生」昔の遊び体験(長寿会との交流:10月) 「むかしからのあそびをたのしもう」では、こま回しや剣玉、お手玉、おはじき等、長寿会の方と一緒に遊びながら、親睦を深めた。教えていただいた技で異学年と一緒に遊んだり、休み時間に練習をしたり、学年発表で披露しようと友達と一緒に練習をしたりするなど、主体的な姿も見られ、有意義な活動となった。
(第2学年)「ぐんぐんのびる 2年生」(野菜づくり体験:5月~9月) 「野さいをそだてよう」の学習の中で、地域ボランティア団体の方から苗の植え方を直接教わり、一緒に苗植えを行った。また、家庭や地域の方との対話を通して、肥料の与え方、病害虫への対策等について知識を得ながら、野菜づくりに励んだ。毎日水やりを行ったり、生長を観察したりすることを通して、自然のすばらしさや食べ物をつくる苦労や感謝に気付く姿がみられた。
(第3学年)「笑顔いっぱい大作戦~あったかハートでふれあおう~」 高齢者や障害のある方への理解と触れ合いを大切にした学習に取り組んだ。手話・点字講座や認知症サポーター要請講座では、障害者や高齢者を支援する手立て等の知識を深めた。また、高齢者疑似体験では、実際に体験グッズを使って、体への負担や不便さ確かめ、みんなが安心してくらすために自分たちにできることについて考えた。
(第4学年)「奥北の宝物、わたしたちのまちをよくしよう」 校区を流れている富岩運河について歴史、文化、環境の面から学習活動を行った。中島閘門の仕組みや富岩運河水上ラインについて、関係機関の方から説明を聞いたり、乗船体験をしたりした。また、運河まつりに参加したり、地域の環境保全に努めたりするなど、地域のよさを感じたり、自分たちでそのよさを守ろうと取り組んだりすることができた。
(第5学年)「考えよう、やってみよう、自分たちにできること」(農業体験4~11月) 地域ボランティア団体の協力を得て、稲作体験を行った。子供たちは、米づくりを通して農業の大変さ、日本の食を支えてきた先人たちの工夫や苦労を感じ取ることができた。収穫後には、地域の方と一緒にもちつきを行い、指導への感謝を伝えながら喜びを分かち合うなど、交流を深めた。
(第6学年)「よりよい成長・つながりを目指して」 最高学年として、これまでに受け継がれてきた活動をより充実したものへ見直したり、新たな提案をしたりするなど、よりよい学校づくりについて主体的に学習に取り組んだ。また、縦割り班活動を通して、子供たち同士の絆を深めようと活動を工夫し、実際に行動した。楽しい学校づくりの実践を通して、持続可能な社会づくりを担う人材として力を高めることができた。また、複数回、マレーシアの子供たちとMeetで交流し、海外の文化や考え方に触れ合うことで国際的な視野を広めることができた。 |
来年度の活動計画
生活科や総合的な学習の時間を中心に各学年がESDカレンダーを作成する。
社会福祉協議会「ひまわり交流会」や、保護者ボランティア等の地域の人的資源とのつながりを活かしながら体験的な活動をする。 また、6年間を見通して、それぞれに体験させたい内容や育てたい力を系統的に育てていくことができるように、計画する。 〈第1学年〉昔の遊び体験(長寿会との交流) 〈第2学年〉野菜づくり 〈第3学年〉福祉教育(高齢者疑似体験、聴覚総合支援学校交流学習等) 〈第4学年〉郷土学習(富岩運河学習) 〈第5学年〉農業体験(米づくり) 〈第6学年〉学校づくり活動、国際交流 |