- なごやしりつおけはざまようちえん
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名古屋市立桶狭間幼稚園
- Nagoya Municipal Okehazama Kindergarten
- 種別幼稚園または幼保連携型認定こども園 地区中部地区
- 主な活動分野登録なし
所在地 | 〒458-0918 愛知県名古屋市緑区南陵102 |
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電話番号 | 052-621-6018 |
ホームページ | https://www.nagoya-c.ed.jp/school/okehazama-k/ |
加盟年 | 2014 |
2024年度活動報告
生物多様性, 環境, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 平和, ジェンダー平等
⚪︎テーマ「心身ともに健やかで人間性豊かな子どもの育成」
本園は歴史的に有名な「桶狭間の合戦」が行われた地域にある。「有松絞」は日本を代表する染の技術が引き継がれており、郷土愛を大切にしている地域でもある。また、園周辺には豊かな自然が残っており、子どもたちが自然に触れる機会も多い。地域の特色を生かし、子どもたちが地域の人や伝統文化、自然と出会い、継続して豊かな体験ができるようにしたい。具体的には「人とのかかわり」「地域とのかかわり」「自然とのかかわり」の3つの柱で取り組んでいる。
①「人とのかかわり」
桶狭間古戦場保存会の方と「地域の方と触れ合う会」を行った。5歳児は保存会の方から桶狭間の歴史について話を聞き、甲冑を着る体験をした。また、全園児がご当地マスコットキャラクターの“おけわんこ”と触れ合った。地域の方との触れ合いを通して、昔の出来事を今も大切に語り継いでいることを知ったり積極的にかかわろうとしたりするようになった。
②「地域とのかかわり」
有松絞の職人さんに依頼して親子で絞りTシャツを作り、地域の伝統文化に触れる体験をしたり、地域の祭りや学区の敬老会に参加したりした。また、近隣の店に出掛け、実際に店員とやりとりをして買い物をする体験をした。こうした体験を積み重ねることで、豊かな感性や表現力、社会生活とのかかわりを学ぶことにつながった。
③「自然とのかかわり」
芝生の園庭にはチョウやバッタが飛び、花壇や畑にはダンゴムシやトカゲがいる。また、昨年作ったビオトープにはトンボやメダカもいる。身近な生き物に触れて遊ぶ機会が多くあった。そして、自分たちでタマネギやサツマイモ、ピーマン、ブロッコリーなどの野菜を育て、それを調理して食べる体験をすることができた。周辺の豊かな自然にも触れられるよう近隣の神社に出掛け、ドングリを拾う機会もつくった。身近な自然を遊びや生活に取り入れることで、より親しみを感じたり学んだりするよい機会となった。
来年度の活動計画
2025年4月〜2026年3月 保育活動・自然体験・社会体験
2025年 5月〜10月 地域の店への買い物
2025年 5月 親子有松絞り体験
2025年 5月 桶狭間古戦場祭り参加
2025年 9月 桶狭間学区敬老会参加
2025年 9月 桶狭間小学校交流会
2025年 10月 地域の方と触れ合う会(甲冑体験)
2025年 10月 サツマイモ掘り
2025年 10月 ドングリ拾い
2025年 11月 南陵小学校交流会
2025年 12月 保育園との交流会
2026年 1月 凧あげ
2026年 1月 有松小学校交流会
2026年 2月 保育園との交流会