• おおいたけんりつゆふこうとうがっこう
  • 大分県立由布高等学校〔キャンディデート校〕

  • Oita Prefectural Yufu High School
  • 種別, 地区
  • 主な活動分野減災・防災, 気候変動, 環境, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 平和, 人権, ジェンダー平等, 持続可能な生産と消費, その他の関連分野

所在地 〒879-5413 由布市庄内町大龍2674-1
電話番号 097-582-0244
ホームページ https://kou.oita-ed.jp/yufu/
加盟年 -

2024年度活動報告

活動分野

文化多様性, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 国際理解, 平和, 人権, ジェンダー平等

〔1〕地球市民および平和と非暴力の文化
(1)平和授業を実施。戦争や平和についての学習を通して、戦争の悲惨さを知り、平和の尊さを考える機会とする」ことを目的に、宇佐市教育委員会社会教育課の方を講師にお招きし、「足元から平和を考える」(78年前の17歳と空襲の被害)をテーマに大分県宇佐市にあった宇佐海軍航空隊への空襲被害を考える機会とした。
(2)人権講演会(人権コンサート)実施。あらゆる差別をなくしていこうとする意志を育み、感性に訴える楽曲を聴き考えさせ、「人とつながる」ことが差別をなくしていくことを再認識し、差別をなくす行動をとっていく姿勢を養う契機とすることを目的に、人権バンド「願児我楽夢」のコンサートを実施。差別をなくす人権問題に取り組む方の歌声を直接聴いて、その思いに触れることができた。
〔2〕持続可能な開発および持続可能なライフスタイル
(1)ドローンプログラミング教室の実施:地域との協働による学校魅力化事業の一環で、高校生がドローンを飛行させるためのプログラミングを学び、その後、先生役として地域の小・中学校を訪問し、ドローンプログラミングの「出前講座」を行った。高校生、小中学生に教えることで理解度をさらに深め、実践的な技術を身につけることともに地域での連携も高められた。
(2)「地域の高校魅力化推進事業:持続可能な水資源について考える」の実施。:観光コースの活動において、由布市の観光や観光資源に関する知識とフィールドワークでの体験を活かして由布市のまちづくりに向けた発表を行い、地域の高校魅力化推進事業で取り組んだ活動について、報告を行った。課題研究では、持続可能な地域の淡水資源の状況や、安全に使える淡水資源・農業用水等の活用について、「由布市の飲料水」・「農業と水」・「由布市の水辺の観光スポット」・「温泉」をテーマに発表。どれも身近な地元の由布市の課題をベースに水資源の大切さをテーマに研究を続けられた。
3. 異文化学習および文化の多様性と文化遺産の尊重。
〔3〕【地域貢献】「伝統文化の継承や地域貢献ボランティア活動を通して、郷土愛を涵養する」を重点目標とし、ユネスコスクールが重点的に取り組む異文化学習および文化の多様性と文化遺産の尊重する力の育成を目標とした。
(1)地域の無形文化財「庄内神楽の伝承」:東庄内小学校を対象に「小学生の神楽教室」を小学校の「総合的な学習の時間」との連携を活用して開催。郷土芸能部の高校生が神楽「太平楽」を披露し、その後の交流会では質問に、高校生が丁寧に答えるとともに、楽器の体験演奏や感想発表なども実施。地域の伝統無形文化財の伝統を次の世代に着実に受け継ぐことができた。
(2)全校ボランティア・中高合同ボランティアの実施。ともに地域貢献ボランティア活動として実施。全校ボランティアは学期に1回(年3回)全校生徒が参加し地域清掃活動を実施。中高合同ボランティアは地域の3中学の生徒と高校生が参加し、出身中学の地域の施設等で3つのグループに分かれ清掃作業を行った。中学生と一緒に地域での活動を具体的に行うことで、地域社会への関心を高め郷土愛を涵養することができた。

来年度の活動計画

①平和授業、人権講演会の実施
②郷土芸能部(地域伝統芸能)の各種大会・行事等での公演活動
③全校清掃ボランティア・中高合同ボランティア活動(地域の中学生との合同ボランティア)
④ドローンプログラミング(地域の小・中学校への出前授業)
⑤データを活用した地域活性化事業
※④⑤に関しては、県の地域との協働による学校魅力化事業継続が前提
認定解除の場合は通常の校内行事として実施。

過去の活動報告