• ならこくりつだいがくきこう ならきょういくだいがく
  • 奈良国立大学機構 奈良教育大学

  • National University Corporation Nara National Institute of Higher Education and Research Nara University of Education
  • 種別 地区
  • 主な活動分野生物多様性, 海洋, 減災・防災, 気候変動, エネルギー, 環境, 文化多様性, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 国際理解, 平和, 人権, ジェンダー平等, 福祉, 持続可能な生産と消費, 健康, 食育, 貧困, エコパーク, ジオパーク, グローバル・シチズンシップ教育(GCED)

所在地 〒630-8528 奈良県奈良市高畑町
電話番号 0742-27-9303
ホームページ https://www.nara-edu.ac.jp/
加盟年 2007

2024年度活動報告

活動分野

生物多様性, 海洋, 減災・防災, 気候変動, エネルギー, 環境, 文化多様性, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 国際理解, 平和, 人権, ジェンダー平等, 持続可能な生産と消費, 食育, 貧困, エコパーク, グローバル・シチズンシップ教育(GCED)

本学は教員養成大学であることから、学部・教職大学院・大学院(修士課程)において、理論と実践に係る授業を提供することで、ESDを適切に指導できる教員の養成に取り組んでいる。また、学習指導要領の改訂により「持続可能な社会の創り手」の育成が全国の学校で実施することとなったことから、ESDティーチャープログラムやSDGsに関する研修会の開催に協力している。具体としては、1月12日・13日に本学において近畿ESDコンソーシアム成果発表会・実践交流会を開催し、ESDに取り組む子どもたちの交流の場を設けたり、ESDの授業実践をされている先生方の実践を交流する会を設けたりし、300名以上の参加者を得た。また、ESDに関する学生活動としては、ユネスコクラブが県内の15校ほどの小・中学校の野外活動の支援を行ったほか、アースデイやエコキッズ、くらしのブンカサイinいこまなど、一般を対象としたイベントにも参加協力したほか、東大寺において僧侶とともに参加児童生徒の活動支援を行うなど能動的に活動し、ユネスコスクール全国大会や翌日のユースフォーラムにおいて、全国に対して発信することができた。特筆すべきこととしては、5月16日にバスターミナルレクチャーホールで開催された「関西歴史文化首都フォーラム」において、ユネスコクラブの学生3名が登壇し、これからの奈良のまちづくりに関して県知事と対談することができたことだ。
また、企業との連携については、教育旅行に奈良を訪問する中学校・高等学校の生徒を対象に、「奈良SDGs学び旅」を提供し、歴史文化遺産を通して持続可能な社会づくりの視点の育成に取り組み、日本商工会議所「観光振興大賞」を受賞することができた。

来年度の活動計画

(1)ESDティーチャープログラムの展開
2025年度も10か所程度の地域で教員等を対象としたESDティーチャープログラムを展開し、ESDを適切に指導できる教員の研修を行う。
(2)ESDに関する授業の充実
これまでの大学院、教職大学院、学部を対象としたESD関連授業に加えて「ESD原論」を学部において展開する。
(3)ESDに関する国際シンポジウムの開催
国連安全保障理事会の軽視など、国連の平和統率力が低下している。また、気候変動や生物多様性の劣化など、SDGsの達成が困難になっている現状を踏まえ、ポストSDGsへの関心が高まっていることから、世界のESDの取組状況を把握し、日本のESDの良さを発信する。
(4)ユネスコクラブの活動の推進
県内の小中学校の野外活動支援の継続のほか、地域連携や企業連携においても学生を前に出し、学んだことと現実の往還により、自分の考える機会を設定する。

過去の活動報告