所在地 | 〒464-0044 名古屋市千種区自由ヶ丘2丁目11-28 |
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電話番号 | 052-751-6111 |
ホームページ | https://www.nagoya-ch.ed.jp/ |
加盟年 | 2014 |
2024年度活動報告
環境, 文化多様性, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 国際理解, 持続可能な生産と消費
本校は、「世界我が市場なり」という校風をもとに、世界を見据えて活動する学校理念があり、ESDを実践の場としてとらえ、世界を視野に地域で貢献し、持続可能な社会を創造・構築できる人材の育成を目標とした。
①グローバル教育に係わる活動
(1)台湾海外派遣
8月に、台湾海外インターンシップと異文化理解を深める事を目的に海外研修を行った。ホテルでのインターンシップでは、アメニティの過不足を記号で表記することや修学旅行の書類整理などを行い、大量の書類整理とコンピュータ上の整理を行い、慣れない作業でとても大変だったが、有意義な職業体験をした。今まで知らなかった沢山の中国語の単語も知ることができ、語学力の向上にも繋がり、現地の方とたくさんコミュニケーションをとることができた。ホームステイ先や現地姉妹校の高校生徒とも盛んに交流した。
(2)台湾姉妹提携校とSDGsの国際交流研究発表
東南アジアの高校と合同チームで12月に台湾で行われるプレゼンテーションする大会に参加した。台湾の高校とチームを組み事前準備は、オンラインで行い、台湾で最終準備を行った。今年度のテーマは「Ner Zero Green Life Style」で本校チームは、2チーム参加し「Is Paperless Really Flawless?」「Daily Practices of Green Giving For High School Student」の研究発表をおこなった。
②地域貢献に係わる教育
複数の大学と連携して地域貢献を行っている。今年度は「フラッシュバックうさぎ」自分が飼っていたうさぎを夢に見ることができたらうれしいということをで明晰夢、良い夢を見ることができるとモチベーションがあがることに着眼し、だれでも良い夢を見ることができるビジネスプランを考え、発表した。
③持続可能な生産と消費に関わる活動
「観光とSDGs」というテーマで研究している生徒たちが、京都の主に旅館で行っているSDGsを見学・体験した。また、古都京都の文化財を見学して、文化遺産・自然遺産の保全状況と保護策など研究した。日本の文化伝統の継承を理解する体験学習で、生徒が地域の課題を探究し、自分ごととして課題をとらえることが可能になった。
コロナ禍で使用した飛沫対策用のアクリルパネルや、廃棄される床材を活用したアップサイクル製品の開発に取り組んだ。制作したのは、アクリルキーホルダー、写真パネル、ボードゲームの4種類。子育て世帯をターゲットに、親子で楽しめる製品であり、デザインする動物は絶滅危惧種とした。動物保護を通じて、SDGsについて親子できっかけにしてもらいたい考えである。持続可能な生産と消費の社会を考えることができた。
来年度の活動計画
企業、姉妹校など海外も含めて校外と互いに訪問しあうことで直接交流をすることや、オンラインを利用してコミュニケーションをとり、SDGs達成のためにどのような活動が可能であるか検討し活動したい。互いの文化・宗教・地域について国内だけではなく国際理解をより深めていきたい。また、SDGsの啓蒙活動を行う方法も考え、広くその理念を広げる方法を考案し、実践できるように活動を行いたい。日本や台湾で行われる英語によるプレゼンテーション大会に姉妹校と参加し、現代における国際問題を取り上げ、自分たちにできる解決策について発表をしていきたい。