2018年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

生物多様性, 環境

 当校は、「自立・友情・強健」を学校理念として掲げ、その中でESDを総合的な学習の時間の最優先目標と捉え、ESDの実践を通して問題解決力や主体的な探求力の育成を目標とした。

具体的には、1年の「江花川水質調査活動」、3年の「長沼まつり」を柱に、①地域の環境に係わる活動、②郷土行事に係わる活動を行った。

① 地域環境に係わる活動

「江花川学習」とは、総合的な学習の時間の一環として、毎年江花川に生息する水生生物から水質を調べ故郷の自然環境について学習する。

〇 長沼地区の地質・水質関係の事前学習(地元「遊水会」の協力)

〇 河にすむ生物の採取・同定と水質調査(地元「遊水会」、有志の方々の力)    

<内容>

江花川の自然体験学習 ⇒ 連帯意識の向上・忍耐力育成・協調性の向上

・長沼地区の地質・水質関係の事前学習

・河にすむ生物の採取・同定と水質調査

① 郷土行事に係わる教育

本校がある須賀川市長沼地区では、今年で33回を迎える伝統的な「長沼まつり」が毎年開催されている。この祭りは、地元の商工会はもとより、JA、協賛団体、学校が参加する祭りである。

 本校は平成12年から継続して参加しており、3年生が中心となり「ねぷた」の制作やまつりの後片付けを積極的に行っている。

 当日は、3年生が「はねと」と呼ばれる踊り手として、また1・2年生は自主的にのぼりを持ち行進に参加している。

<内容>

・ねぷたの共同制作 ⇒ 連帯意識の向上・忍耐力育成・協調性の向上

・ねぷた参加代表あいさつ、ねぷた制作毛筆の浄書(国語)

・完成までの日取りの計算、人数の割り振り、ねぷたの寸法計算(数学)

・ねぷたの設計、張り子の用紙の設計、色塗り、蝋抜きの作業(理科)

・ねぷたの事前学習と広報活動 ⇒ 伝統芸能への理解の深化

・「長沼まつり」の歴史の研究、長沼の地域の歴史・地域の研究(社会)

・日本の伝統文化のHPによる発信(英語)

・よさこいおどりの練習(保健体育)

・長沼まつり「ねぷた」の参加 ⇒ 地元への帰属意識の高揚

・長沼まつり準備(のぼりや会場準備)と事後(後片付け)の3年生の参加
①地球環境に関わる活動の様子 

②郷土教育に関わる活動の様子

来年度の活動計画

平成31年度の活動計画
「自立・友情・強健」を学校理念として掲げ、その中でESDを総合的な学習の時間の最優先目標と捉え、ESDの実践を通して問題解決力や主体的な探求力の育成を目標とする。
1年の6~7月予定している「江花川水質調査活動」、3年の9月第1週の「長沼まつり」を柱に、①地域の環境に係わる活動、②郷土行事に係わる活動を行う。
「江花川学習」とは、総合的な学習の時間の一環として、毎年江花川に生息する水生生物から水質を調べ故郷の自然環境について学習する。本校がある須賀川市長沼地区では、伝統的な「長沼まつり」が毎年開催されている。この祭りは、地元の商工会はもとより、JA、協賛団体、学校が参加する祭りである。本校は平成12年から継続して参加しており、3年生が中心となり「ねぷた」の制作やまつりの後片付けを積極的に行っている。当日は、3年生が「はねと」と呼ばれる踊り手として、また1・2年生は自主的にのぼりを持ち行進に参加している。