• みょうこうしりつひだきたしょうがっこう
  • 妙高市立斐太北小学校〔キャンディデート校〕

  • Myoko Municipal Hidakita Elementary School
  • 種別, 地区
  • 主な活動分野減災・防災, 環境, 国際理解, 人権, 持続可能な生産と消費, 食育

所在地 〒944-0092 妙高市大字飛田690番地
電話番号 0255-72-2629
ホームページ http://azalea.ac.city.myoko.niigata.jp/hidaki-s/otayori/
加盟年 -

2024年度活動報告

活動分野

減災・防災, 環境, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 平和, 人権, 食育

2023年8月~:キャンディデート校

本校は、「持続可能な社会の創り手となる児童の育成」を目標として、地域やCS委員(学校運営協議会)と連携し、みらい学習(生活科、総合的な学習)を軸に、全教育活動で、SDGsを意識し、ESD(持続可能な社会づくりの6つの構成概念、ESDの視点に立った学習指導で重視する7つの能力・態度の定着)に取り組んだ。

【ESDの実際】

3年生児童は、「地域のお宝発見!」をテーマに、地域の人・もの・ことに浸ることを通し、地域の魅力を再確認した。籠町地域・乙吉地域の探検では、地域の方を講師にお迎えし、大ケヤキや天神堂古墳群を案内していただいた。児童は、地域の方々が自然や歴史を守り、次世代に引き継いでいることを体感し、地域の人・ものの魅力を再確認した。

5年生児童は、妙高米作りを通して、地域の魅力を発信した。米作りでは、地域の会社や指導ボランティア、CS委員から全面的に協力していただいた。地域一体となって、心を込めて作った結果、おいしい一等米をたくさん収穫することができた。児童は、妙高米の魅力を再確認し、地域への愛着を深めた。

月3回のESDだよりを通し、主に「SDGs⑪住み続けられるまちづくりを」を地域へ啓発した。

【国際デーへの参加】

中越防災安全機構 長岡震災アーカイブセンターきおくみらいの方を講師にお迎えし、国際防災デーを実施した。20年前に起こった中越地震と1月1日に起こった能登半島地震を教訓に、児童は「自分が普段からできる備え」について学んだ。「おうちの人と防災グッズの確認・支度をしたい。」等、児童は、自分が直ぐにできることを考えた。

上越人権擁護委員の方々を講師にお迎えし、国際人権デーを開催した。「いじめ問題」を考える演習活動を通し、児童は、「いじめは人権侵害であり、あってはいけない行為である。」ことを学び、自分の学校生活を振り返った。

【他団体との連携】

6年生児童は、佐渡修学旅行へ行った際、佐渡市立相川小学校6年生児童と交流学習を行った。相川小学校が披露してくれた「神事芸能 やわらぎ」を一緒に踊ることを通し、互いに、地域への愛着を持っていることを確認することができた。

3年生児童は、只見町立明和小学校と交流をし、互いの学習成果を発表し合った。両校児童が自然豊かな地域に住み、自然の恩恵を得ていることを確認し合った。その中で、平野部と山間部で、土地利用の違いがあることも学んだ。

宮城教育大学の市瀬教授から指導をいただいている。これが縁で、12月に仙台市で行われた「2024年度ユネスコスクール北海道・東北ブロック大会」に参加した。本校の「ESDの取組」を実践発表した。

来年度の活動計画

次年度も、「持続可能な社会の創り手となる児童の育成」を目標とし、地域やCS委員と連携し、みらい学習を軸に、全教育活動でESDに取り組んでいく。

◇各学年のESD

・1年生は、仲間と協力し、様々な活動に挑戦し、「周りの人・もの・こと」となかよしになる活動を行う。

・2年生は、気候や地域性を考え、夏・秋野菜を栽培することを通し、野菜の魅力を探る活動を行う。

・3年生は、地域の人・もの・ことに触れ、魅力を再確認し、広げ深めた学びを発信する活動を行う。

・4年生は、体験活動を通し、生活と川とのつながりを考え、持続可能な川の環境を考える活動を行う。

・5年生は、過去・現在の地域の稲作の比較を通して、持続可能な農業について考える活動を行う。

・6年生は、世界を視野に、出合った物事を自分事として捉え、比較して考え、還元する活動を行う。

◇国際デーへの参加

・「国際防災デー」「国際人権デー」を行う。

◇他団体との交流・連携

・佐渡市立相川小学校と交流活動を行う。(6年生)

・只見町立明和小学校と交流活動を行う。(3年生)

・宮城教育大学 市瀬教授との連携(ユネスコスクール北海道・東北ブロック大会への参加)

過去の活動報告