所在地 | 〒603-8231 京都府京都市北区紫野大徳寺町22 |
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電話番号 | 075-491-0221 |
ホームページ | http://cms.edu.city.kyoto.jp/weblog/index.php?id=300803 |
加盟年 | 2013 |
2024年度活動報告
減災・防災, 気候変動, エネルギー, 環境, 文化多様性, 国際理解, 平和, 人権, ジェンダー平等, 持続可能な生産と消費, グローバル・シチズンシップ教育(GCED), その他の関連分野
国際デーにちなんだ取組
下記の3つの国際デーに関する取組を実施又は実施予定。
<「国際人権デー」(12月10日)にちなんで>
12月12日に各学年の全生徒を対象に、下記の人権学習を行った。
・1年生:佛教大学副学長・原清治教授の特別講演「ネット社会と高校生の人権」
・2年生:京都車いすバスケットボールチームによる車いすバスケットボール体験学習
・3年生:移住者と連帯する全国ネットワーク・鳥井一平代表の特別講演「日本における外国人労働者と難民について」
<「国際幸福デー」(3月20日)にちなんで>
3月10日に2年生の全生徒を対象に、道徳教育の一環として、熊本大学・苫野一徳准教授による自由の相互承認に関する特別講演を実施予定(講師内諾済み)。
<「イスラム恐怖症と闘う国際デー」(3月15日)にちなんで>
3月17日に1年生の全生徒を対象に、人権教育・平和学習の一環として、早稲田大学文学学術院・岡真理教授によるパレスチナ・ガザ問題に関する特別講演を実施予定(講師内諾済み)。
1年生の取組
主に総合的な探究の時間において、地球上の諸課題への貢献と自己実現の両立を目指した教育を行った。
1.レゴ®ブロックを用いて「自分も他者も自由でいられる世界」と「それを阻むもの」と「阻むものを取り除くために必要なもの」を具体化する学習。
2.学校およびその周辺地域をよりよいものにするための学習。
3.SD/SDGsの概要や各学問領域との関係、社会貢献に関する取り組み(企業・NPO/NGO・個人)について調査し、自分がどのような活動や分野に興味関心があるのかを考える学習。
4.ユネスコ主催「世界寺子屋運動リーフレット制作プロジェクト」への参加。
5.多文化共生を題材としたケーススタディと、多文化共生都市としての京都の課題を考える学習。
6.国際理解と国際親善のために、京都の魅力をどのように他国の方に伝えるのかについて考える学習(海外修学旅行との連携)。
2年生の取組
1.海外研修での気づきから、国際社会が抱える課題を考える活動。
2.「自分も世界も自由になれる」をテーマに企画書、または研究レポートの執筆と、全校での探究成果発表会の実施。
特別活動
国際理解・国際親善の促進、日本文化の発信力の向上、平和学習等を狙いとして、1年次3月に普通科はベトナムに5日間、アカデミア科はマレーシアに5日間の修学旅行を実施予定。
課外活動
三菱みらい育成財団の助成を活用し、キャリア意識を涵養し、SDGsに関する視野を広げる目的で、夏季と冬季に1~3年生(希望者)対象に下記の外部講師による講座を行った。
<夏季>
7月24日 京都芸術大学・吉田大作准教授「生成AI時代を生き抜くためのマインドセット」
7月26日 立命館大学・川那部隆司准教授「大学における社会科学の学びとは?」
7月26日 清水農園・清水大介代表「京都で農業を残していくために」
7月26日 BetaMind・吉田健人代表「IT起業とグローバルチームを作る挑戦」
<冬季>
12月23日 法務省大臣官房人事課・河内 創氏「本校卒業生に聞く! 国家公務員の仕事」
12月23日 without invitation代表・金田謙太氏「クリエイティブな人生の作り方~世界中からインスピレーションを集めて~」
12月24日 株式会社SISON’S代表取締役・岡田康介氏「持続可能な社会を実現する企業の取組」
12月25日 京都先端科学大学・山本淳子教授「『源氏物語』恋愛講座」
12月26日 四国学院大学・板倉享平助教「だから、社会学をやろう~「推し活」からセカイが見える~」
来年度の活動計画
国際デーにちなんだ取組
「世界図書・著作権デー」(4月23日)、「平和に共存する国際デー」(5月16日)、「国際フレンドシップ・デー」(7月30日)、「国際寛容デー」(11月16日)、「国際人権デー」(12月10日)、「イスラム恐怖症と闘う国際デー」(3月15日)などを候補とし、今年度同様に年2回以上、平和や人権、持続可能な社会の実現に関する取組を行う。
1年生の取組
総合的な探究の時間において、地球上の諸課題への貢献と自己実現の両立を目指し、「自分から世界へ視野を広げる」教育を行う。
1.「自分が自由でいられる世界」とは何かについて、他者と対話し、それを実現する際の障害やそれを取り除くために必要なことを考える学習。
2.学校およびその周辺地域をより良いものにするために、疑問の調査・課題発見・解決策について考え発信する学習。
3.SDやSDGsがどのような背景から生まれたのか、それに関連する社会貢献の在り方とは何か、具体的な取り組みの中で自分自身が関わりたいことは何かについて考える学習。
4.ユネスコ主催「世界寺子屋運動リーフレット制作プロジェクト」への参加。
5.日本国内の「国際的課題」をテーマに、多文化共生を題材としたケーススタディと、多文化共生都市としての京都の課題を考える学習。
6.国際理解と国際親善を題材にした探究学習と映像作成(海外修学旅行と連携)。
2年生の取組
総合的な探究の時間において、地球上の諸課題への貢献と自己実現の両立を目指し、「世界の課題から自分のキャリアへ絞って深める」教育を行う。
1.海外修学旅行での気づきから、国際社会が抱える課題を考える活動。
2.「自分も世界も自由になれる」をテーマに企画書、または研究レポートの執筆と、全校での探究成果発表会の実施。
3.ここまでの探究活動を踏まえ「自由実現のためのキャリア(職業だけでなく生涯の中での自分の役割や価値を含む)」をテーマに、今の自分の価値観を分析した結果をもとに、将来について考察する。
特別活動
国際理解・国際親善の促進、日本文化の発信力の向上を狙いとして、1年次3月に普通科はマレーシアに5日間、アカデミア科はさらに英語によるコミュニケーション力の伸長も狙いとしてオーストラリアに10日間の修学旅行を実施する。
課外活動
三菱みらい育成財団の助成を活用し、昨年度・今年度同様、キャリア意識を涵養し、SDGsに関する視野を広げることを目的とした外部講師による講座等を行う。
コロナ禍明けの2023年度から再開した姉妹校交流の取組として、20名の代表生徒が夏季に2週間、ホームステイしながらオーストラリアの姉妹校の教育活動に参加する。