• ふくおかしりつももちはましょうがっこう
  • 福岡市立百道浜小学校

  • Fukuoka Municipal Momochihama Elementary School
  • 種別 地区
  • 主な活動分野環境, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, グローバル・シチズンシップ教育(GCED)

所在地 〒814-0001 福岡市早良区百道浜4丁目24-1
電話番号 092-845-7750
ホームページ http://www.fuku-c.ed.jp/schoolhp/elmomoth/
加盟年 2014

2024年度活動報告

活動分野

健康, その他の関連分野

ユネスコの理念とデジタルシティズンシップ本校人権部が推進していることとが合致することから、本年度は、「人にもデジタルにもやさしい子どもの育成を目指した、デジタルシティズンシップ教育の推進」をテーマに活動を行った。

1.本年度の実践

1年生「こじんじょうほうって?」

生活科でオクリンクプラスの提出ボックス、みんなのボードを使用した際に個人情報について話をした。

提出ボックスやみんなのボードでは、たくさんの人のいろいろな情報を得ることができ便利だが、一方で学校以外でもその情報を得たり見たりすることができる怖さも伝えた。

子どもたちは、「怖い」「いやだ」などの感想をもち、学校では勉強の一環としてみることができていることを学んだ。

2年生「じぶんの’パソコンをまなびにつかうってどういうこと」

クロームブックを使って、どのようなことができるかを理解し、かしこく正しい使い方でクロームブックを使うには、どのような約束が必要かを自分で考え、各自実践していく。

授業後の児童の感想

3年生「自分のメディアバランスを見つけよう」

「メディア」にはどのようなものがあるかを知り、自分のメディアとの関わり方(メディアバランス)をふり返る。そして、やりすぎず、無理をしない、自分にとってちょうどよいメディアバランスについて考える。

また、学習後に保護者からのコメントをもらい、自分が計画したメディアランスを家庭で実践していく。

授業後の児童の感想と保護者からのフィードバック

4年生「自分のメディアバランスを考えよう」

 メディアとは何かを知り、自分がどのようなメディアを使っているか確かめる。その後、経済産業省「未来の教室」STEAMライブラリー「メディアの使い方、自分でバランスをとるには?」を視聴し、自分自身のメディアバランスを考える。
また、他者のメディアバランスと比較することで、自分自身の使用状況を見直し、メディアとバランスよく付き合うことができるように促す。

 

授業後の児童の感想

 

5年生「ネットでのやりとり、どうすれば相手にうまく伝わる?」

 メディアに関するアンケートをとり、全体で共有した。アンケート結果により、ネットのやりとりでいやな思いをしたことがある児童がいることにも触れ、その後、経済産業省「未来の教室」STEAMライブラリー「ネットでのやりとり、どうすれば相手にうまく伝わる?」を視聴し、オンラインのやりとりで、トラブルが起きる原因について考えた。また、友達や周りの人とよりよい関係を築くために大切なことや、トラブルが起きたときの対処法について考え、交流した。

      

授業後の児童の感想

 

〇自分の主張のことだけを考えるのではなく、やりとりをする相手の立場にもなって、やりとりをすることが大切だと思った。ネットを使ってメッセージを送るときには、一度文を見直すことが大切だと思った。

〇いやなことや悲しいことが起こったら、親や周りの大人に相談するようにしたい。相手の気持ちになって言葉を選ぶようにし、かんちがいが起こらないように気をつけていきたい。

〇相手がいやな気持ちにならないように、メールなどで送る言葉をよく見返して、相手にも伝わるように言葉を選んで送ればネットでも楽しくやりとりができると思う。また、個人情報などをのせないようにすると安心してやりとりできると思う。

〇ネットでやりとりをするときには、発信する前に確認し、誰も傷つかないコメントで責任もって送るようにしようと思った。自分が傷ついたときには、大人に相談したり、相手に伝えたりするようにしたい。

6年生「SNSの使い方を学ぼう!」※2月末に実施予定

 

来年度の活動計画

来年度の計画予定

ユネスコスクールの学びの4本柱の「知る・為す・人間として生きる・共に生きる」ことを学ぶにもう一度立ち返るような活動を計画していきたい。

本校は多国籍であることを強みに、グローバル化する経済や社会において機能したり、お互いの文化を認め合えるような学習を取り入れたい。

過去の活動報告