- もみのきほいくえんたいしどう
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もみの木保育園太子堂
- Mominoki Nursery School Taishido
- 種別その他(例:認可保育所等) 地区関東地区
- 主な活動分野登録なし
所在地 | 〒154-0004 東京都世田谷区太子堂1-12-18 |
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電話番号 | 03-5787-6333 |
ホームページ | http://www.mominoki.ed.jp/ |
加盟年 | 2012 |
2024年度活動報告
生物多様性, 減災・防災, 環境, 文化多様性, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 国際理解, 平和, 人権, ジェンダー平等, 持続可能な生産と消費, 健康, 食育, 貧困, グローバル・シチズンシップ教育(GCED)
りんどう組(1歳児)
・生物の循環、共生社会を肌で感じる 目標11、15、16
「はらぺこあおむし」の絵本を読んでいる子どもたちに、実際の様子が見られる環境を提供した。子どもが園舎のグリーンカーテンにあおむしを見つけたことを皮切りに25匹のあおむしをクラスで育て羽化させた。またリボベジを育て、全ての生き物が同じ地球に共生しているということ肌で感じていき、親近感もより強く育まれている。
・食べ物への興味関心や感謝の心を育む 目標2、12、15、17
給食の調理で出る野菜くずを保育教材として毎日子どもたちに提供した。この時期特有の緑の野菜にに対する苦手意識も軽減し、食物への興味関心が高まり、楽しく調理を再現していた。
・地域への興味関心を育み共生社会の担い手としての基盤を培っている 目標11、16、17
子どもたちが好きな乗り物を通じて、地域で働いている人たちの姿や、周辺の乗り物にまつわる仕事を知る機会を提供している。また、地元地域の映像をプロジェクターで流しながら乗り物ごっこを楽しみ、社会の一員であることが体感できるようにしている。
うぐいす組(4歳児)
・森の成り立ちについて知る 目標11、13、15
子どもたちの天気への興味から、雨・夜の雨・雨のち虹といったテーマでの遊びを行った。夏のゲリラ豪雨や地球温暖化の進行といった、現代社会が掲げる問題を考えるきっかけとなるように活動を展開。豊かな森と干ばつについて映像や写真で知り、その違いを考えた。
・身近な資源 目標7、11、12、14、15
身の回りにある資源(水、画用紙、食べ物、玩具)を無駄遣いする王様との物語として表現遊びを行った。王様の魔法で「ゴミになって捨てられてしまう資源」に子ども自身が姿を変えられてしまう‥という設定のもとごっこ遊びを楽しんだ。その中で、資源の大切さや自分たちの生活でできることを考え、実行している。
きつつき組(5歳児) 平和と国際社会 目標 10
実際の大統領選を元に、国の偉い人にはどんな人になって欲しいか?それはなぜか?ということを議論した。また実際にクラスでのルールを決める際に投票をして決めたところ、自分たちで決めたという気持ちが大きくみんなが納得して守るようになった。同時に平和の大切さにも触れ「人はどうして戦うのか?」「どうしたら戦いはなくなるのか?」など子どもたち同士で意見を出し合い、写真のようなパネルにしたり園だよりで紹介するなど発信をしている。
生物の循環、食物への興味関心 目標 15,16
種は植えるものというだけではなく、どんな特性があるのかなどを調べたり、実際に植えてみて同じように実を付けたスイカの為をもう一度取り出して埋めて循環させるなどを行った。
職員 目標4.17
海外研修(OMEP参加・イタリア視察研修)に参加し、世界の潮流を知り、職員へ共有している。
園内研修、外部にも向けた研修を行うことで職種の垣根を超えた協力体制を培っている。
近隣の施設と連携し、子ども達の生活をより良いものと出来る設備の共有を行っている。
2月OMEPヨーロッパメンバーが日本の子ども保育教育環境を視察に来る交流を行っている。
OMEP
地球温暖化がこれからを生きる子ども達へどのように影響するのか?関心が薄かったことに気づかされたと共に、世界環境について自分が出来ること、保育の中で子どもと一緒に出来ることを考えている。
来年度の活動計画
・普段の生活や遊びのなかでEDGsに繋がっていることに子どもたちが気づけるよう、そのきっかけを保育者が作っていく。
・身の回りに当たり前のようにある豊かな自然や資源には限りがあることに気づき始めているので、どう使って行くのかなど考えていけるようにする。
・園内研修などを通して保育者一人ひとりがESD.SDGsについての理解をより深め自ら発信できるようにする。