• みなかみちょうりつつきよのきたしょうがっこう
  • みなかみ町立月夜野北小学校

  • Minakami Municipal Tsukiyonokita Elementary School
  • 種別 地区
  • 主な活動分野生物多様性, 環境, 平和, 人権, 福祉, 持続可能な生産と消費, エコパーク

所在地 〒379-1303 群馬県利根郡みなかみ町上牧880番地
電話番号 0278-72-3352
ホームページ https://tsukiyonokita-es.edumap.jp/
加盟年 2025

2024年度活動報告

活動分野

生物多様性, 環境, 平和, 人権, エコパーク

2019年4月~2021年3月:チャレンジ期間、2022年4月~:キャンディデート校

本校は「ふるさとを愛し、豊かな心と確かな学力を身に付けた、心身共に健康でたくましい児童を育成する。」を学校教育目標としている。なお「ユネスコエコパーク」の中にある学校として、総合的な学習の時間を核としてユネスコスクール活動を充実させ、郷土を知り、郷土を愛する児童を育成する。特に「自然環境保全」「平和・人権教育」に視点を当て、町の魅力を発信する活動を行う。

1 「地球市民教育、平和と非暴力の文化」をテーマとする活動

毎年、世界人権デーに合わせて11月末から12月まで人権について力を入れて取り組んでいる。今年度は11月29日(金)~12月6日(金)を人権週間とし、全校で取り組んだ。また、11月は人権の歌として「一人の手」を朝の歌として毎日歌い、お昼の放送でも流していた。

①11月29日:人権教室

人権擁護委員の方に人権教育に関する授業を行っていただいた。

前半…「人権」について、一人一人の命、幸せに生きる権利についての授業。

後半…絵本の読み聞かせやお話のDVD視聴をして、お話の振り返りをした。

(1~3年生:「ええところ」、4~6年生:「しらんぷり」)

最後に、人権の歌「一人の手」の手話を教えてもらい、手話で歌った。

全員が感想を書いて、後日「人権作文発表会」で学年の代表が発表をした。

②12月2日:校長の人権講話

「一人一人が生まれながら持っている、幸せに生きる権利」について分かりやすく話した。「自分」だけではなく、「みんな」が幸せでなくてはならないということ、人権教室で1~3年に読み聞かせをしてもらった絵本「ええところ」を全校児童に校長が読み聞かせをした。

③道徳の時間に人権に関わる項目で各クラス授業を行った。

(2-(2)思いやり・親切 2-(3)友情 3-(2)生命尊重)

④人権標語作り

全児童が人権に関する標語を作成した。人権標語コーナーを1階廊下に作り、全て掲示した。また、世界人権デーに合わせて12月10日からの3日間、全児童の標語をお昼の放送で紹介した。

⑤12月4日:ハッピースマイル集会

みんなが幸せで笑顔になれるように、児童会の本部委員会を中心に活動した。家族からの「輝きの手紙」を読んだり、「さっちゃんのまほうのて」の読み聞かせを行ったりして「思いやり」と「愛情」について全校児童で考えた。また、ハート型の紙を配り、「周りの人にされてうれしかったこと」を書いて「ハッピースマイルの木」に貼ってもらうように呼びかけた。

⑥12月6日:人権作文発表会

各学年の代表児童が人権教室の感想文を発表した。

発表後は、異学年の縦割り4~5人の小グループで感想を交流したり、「いいところ見つけ」をしたりして、お互いを認め合う活動ができた。

2 「持続可能な開発と持続可能なライフスタイル」をテーマとする活動

総合的な学習の時間を核として、「みなかみユネスコパーク」について学び、SDGsについて具体的に理解させた。また、自分たちが住んでいる地域についての自然や歴史を知ることで、郷土を愛する心と郷土のために自分たちの生活を見直そうとする気持ちを育んだ。

①3・4年生「ひみつをさぐろう!四ヶ村用水」

地域の先人が苦労をして開発した四ヶ村用水について、見学をしたり、調べたり、インタビューしたりして自ら設定した課題を解決し、まとめ発表した。劇やプレゼンで他校や地域に向けて発表をした。

②5・6年生「米作りにチャレンジ」

地域の方の米作りの達人にお世話に、米作りの体験活動をしながら、自ら設定した課題を解決してまとめた。保護者や達人を招き収穫感謝祭を行い、まとめたことを発表した。

 

来年度の活動計画

1 「地球市民教育、平和と非暴力の文化」をテーマとする活動

来年度も人権週間を設け、全校で人権教育に取り組む。人権教室、人権標語作り、障害のある方やお年寄りとの交流、児童会主催「ハッピースマイル集会」等を通し、一人一人が個性をもった大切な存在であることを理解させ人権感覚を育んでいく。

 

2 「持続可能な開発と持続可能なライフスタイル」をテーマとする活動

①3・4年 総合的な学習「ひみつをさぐろうユネスコエコパーク」

1学期:「みなかみユネスコエコパーク」の事を知り、各自課題を決め、解決の見通しをもつ。

2学期:伝える内容と方法を考え、調べ学習をし、発表の準備をして発表練習をする。

3学期:みなかみ町の環境学習発表会で発表する。

 

②5・6年 総合的な学習「みなかみ町の魅力を発信しよう」

1学期:ユネスコエコパークとしてのみなかみ町の魅力を知るための体験活動「谷川エコツーリズム」や事前学習。

2学期:自分の課題を追究し、スライドや壁新聞などで全校児童に発表。

過去の活動報告