• みなかみちょうりつみなかみちゅうがっこう
  • みなかみ町立みなかみ中学校〔キャンディデート校〕

  • Minakami Municipal Minakami Junior High School
  • 種別, 地区
  • 主な活動分野国際理解, 福祉, 持続可能な生産と消費, エコパーク

所在地 〒379-1313 群馬県利根郡みなかみ町月夜野80番地
電話番号 0278-62-1605
ホームページ https://minakami-jhs.edumap.jp/
加盟年 -

2024年度活動報告

活動分野

国際理解, 福祉, 持続可能な生産と消費, エコパーク

 本校は「断えず考える」という校風のもとに、毎年の活動の見直しを行っている。ESDを「持続可能な社会づくりのための、課題解決に必要な能力の育成」と捉え、ESDの視点に立った学習指導で重視する能力・態度のうち、「2.未来像を予想して計画を立てる力」「4.多面的・総合的に考える力」の育成を目指して、総合的な学習の時間を編成している。
本年度は、総合的な学習の時間の目標を「探究的な見方・考え方を生かし、地域(人、もの、未来等)に関わる学習を通して、課題を解決し、自己の生き方を考える」とし、3年間を見通した学習を計画し、活動した。1年生は、「地域を知る」をテーマに、みなかみ町を他者に紹介する活動を通して、町の資源を見直す活動を行った。また、ユネスコエコパークに登録されている地域資源である谷川岳登山を行ったり、認知症サポーター養成講座を行い、地域に多い高齢者の生活を体験する福祉体験を行ったりした。
 2年生は、「生き方を学ぶ」をテーマに、社会体験学習として、地域の事業所に行き、3日間の体験活動を行った。事前学習としての事業所とのやりとりや、事後学習の体験後のまとめの発表も含めて、自分の将来についての考えを深めた。
 3年生は、「町への提言」をテーマに、町役場・町議会に協力をしてもらい、町長や議会に対して町政への質問や改善案の提案を行った。3年間の活動の集大成として、これまでの総合的な学習の時間で学んだこと、校外学習で学んだみなかみ町と他の自治体との違い、書籍やインターネットを活用して調べたことや分かったことを含めて、町の課題や提言を考えた。実際に議場に行き提案をすること、他の生徒の質問や提案を聴くことを通して、自己の生き方と持続可能な町づくりへの考えを深めた。

来年度の活動計画

 来年度も3年間を見通して総合的な学習の時間を中心に、地域と関わりながら、課題の発見と解決、そして自己の生き方を考える活動を行っていく。
 1年生は、ユネスコエコパークを含めみなかみ町にある資源は何か、地域に住むのはどのような人たちかを調べたり考えたりする学習を通して、地域の魅力と課題に目を向けていく。
 2年生は、1年生のときに調べた地域の資源や自身の興味があることをもとに、体験したい事業所を選び、社会体験学習を行い、地域の魅力や課題、自分の生き方について考えを深めていく。
 3年生は、これまでの学習の集大成として、学んだことをもとに、現状の町の課題や持続可能な町にしていくための質問や提案を、町議会に向けて行う。そしてこれらの経験をもとに、自身の将来を考え、進路決定をする。

過去の活動報告