所在地 | 〒379-1305 群馬県利根郡みなかみ町後閑1064 |
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電話番号 | 0278-62-2414 |
ホームページ | http://www.edu.town.minakami.gunma.jp/~komemaki-es/ |
加盟年 | 2025 |
2024年度活動報告
生物多様性, 環境, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 人権, エコパーク
本校は、目指す学校像を「希望・感動・笑顔がいっぱいの古馬牧小学校」として、高い知性と豊かな心情、たくましい意志と創造力をもち、心身ともに健康で自分をひらいていく児童を育成している。そして、ユネスコが教育を通じてSDGsを推進し、持続可能な社会の創り手を育てる役割を果たしていることから、1月に児童を対象としたSDGsに関する講演会を実施し、SDGsが国連で採択された経緯や目標について理解する機会を設けた。
本年度は、SDGsの「10.人や国の不平等をなくそう」「11.住み続けられるまちづくりを」、「15.陸の豊かさを守ろう」を三つの柱に「郷土愛を育む活動の充実」「自他を大切にし、よりよく生きようとする児童の育成」を重点として教育活動を実施してきた。
◎郷土愛を育む活動の充実・・・「11.住み続けられるまちづくりを」、「15.陸の豊かさを守ろう」
学校行事や総合的な学習の時間において、地域の人・もの・ことのつながりを生かし、①地域のよさを知る活動、②地域の人から学ぶ活動、③自然を守る活動、④他の地域と比較し郷土のよさを再確認する活動を実施した。
<①地域のよさを知る活動「11.住み続けられるまちづくりを」>
○3年生 谷川岳登山一ノ倉沢コース【学校行事・総合的な学習の時間】(6月)
○4年生 谷川岳登山天神平散策コース【学校行事・総合的な学習の時間】(6月)
○5年生 みなかみ体験学習【学級活動・総合的な学習の時間】(7月)
<②地域の人から学ぶ活動「11.住み続けられるまちづくりを」>
○1年生 昔の遊び体験(けん玉、お手玉、独楽回しなど)【生活科】(9月)
○2年生 お年寄りと交流(輪投げ)【生活科】(9月)
○3年生 縄ない体験活動【総合的な学習の時間】(10月)
○4年生 高齢者体験【総合的な学習の時間】(1月)
○5年生 米づくり【総合的な学習の時間】(4~12月)
○全校児童 キャリア講話【朝行事】(10月~12月)
<③自然を守る活動「15.陸の豊かさを守ろう」>
○4年生 ホタル学習【総合的な学習の時間】(5~7月)
○4年生 みなかみ町環境学習発表会での発表【総合的な学習の時間】(2月)
<④他の地域と比較し郷土のよさを再確認する活動「11.住み続けられるまちづくりを」>
○6年生 尾瀬ネイチャーラーニング【学校行事・総合的な学習の時間】(6月)
○6年生 修学旅行【学校行事】(9月)
『6年生 尾瀬ネイチャーラーニングについて』
3,4年生で谷川登山を、5年生でみなかみ体験学習を体験している6年生が、みなかみ町の取り組みと尾瀬で行われている取り組みをさまざまな面から比較することを通して、みなかみ町の自然の豊かさを再確認するとともに、この豊かな自然を持続させていくために取り組むべき課題を見つけたり発信したりしていく活動を行った。
◎自他を大切にし、よりよく生きようとする児童の育成・・・「10.人や国の不平等をなくそう」
エージェンシーを発揮した道徳科の授業づくりを中心に、課題探究型の授業実践や教育活動を通して、互いの考えを伝え合って共有したり、違いやよさを認め合ったりしながら、自他を尊重し合う活動を実施した。
○全校児童 特別の教科 道徳【授業】(4月~3月)
○全校児童 こめまき山集会【朝行事】(年6回)
・いじめ防止スローガンづくり ・ふわふわ言葉とチクチク言葉 ・ じゃんけん列車
・SOSの出し方教育 ・人権について考える
『こめまき山集会』
こめまき山集会とは、朝行事の時間に、こめまき山委員が中心となって児童主体で集会を行った。集会では、他学年の人との交流を通して、相手を尊重する気持ちを育てることを目的としたゲームや発表などが行われた。回を重ねる毎に、他学年との児童とも交流を深められ、それをきっかけに、普段の学校生活の中でも交流する姿が見られるようになった。
○全校児童 縦割班活動【朝行事】(年8回)
『縦割班活動について』
縦割班活動とは、1年生から6年生で組織される班を3つ作り、更にそれぞれ3つに分けた9つ班に分かれて行う活動。各班は1班の人数は15~20名程度、年に8回実施する。この活動では、各班の6年生が協力しながら下級生から上級生のみんなが楽しめる内容を自分たちで考え、活動計画を立てていく。そして、活動当日は、6年生が下級生をサポートしながら、始まりから終わりまで活動を円滑に行うことを目的としている。毎回、どの班も場所や内容が工夫し、みんなが楽しめる活動となっている。
来年度の活動計画
本年度の活動内容を踏まえ、地域の人・もの・ことのつながりを生かした「郷土愛を育む活動」が、より充実したものとなるように改善を図っていく。また、令和8年度に統合される3校が合同で行う活動を増やし交流の機会とすることで、互いの考えを共有したりよさを認め合ったりするなかで、自他を認め合ことができる児童を育む。
<①地域のよさを知る活動「11.住み続けられるまちづくりを」、「12.パートナーシップで目標を達成しよう」>
○本年度の活動を、令和8年度に統合される3校合同で実施予定
<③自然を守る活動「15.陸の豊かさを守ろう」>
○5年生のみなかみ体験学習を、大峰学習に変更予定