2023年度活動報告
本年度の活動内容
環境
〇教育目標、「三枝を愛し 志高く 自立する子」にある、三枝を愛しに繋がる教育として、持続可能な開発のための教育(ESD)を郷土(三枝地域)を愛する心の教育捉えています。将来にわたり、子どもたちが「三枝の郷」を愛し誇りがもてること、地域の環境と伝統を守ろうとする心を育てる心を育てることを目標としています。
具体的には、地域の自然と触れ合いながら学ぶ環境教育を柱に、学校と地域とが共に協力しながら、次の活動を進めています。①「さえぐさ活動(全校体制で行う栽培活動)」、②「ホタルの飼育活動」、特に本年度は、③水をテーマに、地域を流れる川上川の水質検査(カワゲラウオッチング)を実施しました。子ども達自ら川を綺麗にしたいと考え、川のゴミ拾いを計画し実施しました。この活動をきっかけに全校で地域のゴミ拾いをする活動に繋がっています。
①さえぐさ活動:異年齢集団活動(全校体制で行う栽培活動)に係る学習 「かぶら市」(昭和50年より継続活動)では、6年生を中心とする異年齢集団(さえぐさ班)で取り組んだ。高山市の伝統野菜である「赤かぶ」と「大根」を大きく育てることで、参加してくださる地域の方が喜ぶ「かぶら市」にしようと願いを持ち、全校で力を合わせて種まき、間引き、収穫の活動を異年齢集団で協力して取り組みました。
②ホタルの飼育活動 4年生と地域の「ホタル保存会」の方やPTAの方と、ホタルの飼育と生息調査や観察を行っています。ホタルの飼育を通して、自然との共生や生命の尊さを学んできました。活動には、餌となるカワニナ採り、ホタルの飼育小屋の掃除や管理、幼虫から成虫までの成長観察などに毎日取り組んでいます。4月下旬には、学校にあるビオトープにホタルの幼虫を放流しまます。6月中旬頃から7月上旬の間、地域でホタルの生息調査と観察をしています。6月中にはホタルの成長の様子を「ホタルの夕べ」として実施しました。この「ホタルの夕べ」は、保護者や地域の方々に、ホタルの飼育活動で学んだことを、4年生が学習発表会として実施しました。秋には、ホタルの卵から羽化した幼虫を育てています。
来年度の活動計画
地域の誇りと愛着がもてるように「三枝の郷と共に生きる」児童の育成につながる活動を継続していく。
①さえぐさ活動(異年齢集団で行う栽培活動:1・2年生生は生活科の学習 3~6年生は総合的な学習の時間)
②ホタルの飼育活動(4年生を中心とした取り組み)
③水をテーマとした環境教育