• たかやましりつくぐのしょうがっこう
  • 高山市立久々野小学校

  • Takayama Municipal Kuguno Elementary School
  • 種別 地区
  • 主な活動分野登録なし

所在地 〒509-3205 岐阜県高山市久々野町久々野1772番地
電話番号 0577-52-2013
ホームページ https://www.city.takayama.lg.jp/kurashi/1000020/1000114/1000761/1009720/index.html
加盟年 2017

2024年度活動報告

活動分野

環境, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 人権, 福祉

本校は、「地域で学び、地域の良さを受け継ごう」を活動のテーマとして、ESDを「人・社会・自然環境」との関係から、「関わり」や「つながり」を大事にする児童の育成と捉え、ESDの実践を通して地域のよさを見つけ、地域の一員としてふるさとで生きる自分を見つめ、自分の生き方を考える力の育成を目標としている。
具体的には、自然、文化、人とのふれあいを柱に、①地域の方と触れ合う活動、②福祉に関わる学習、③自然を生かした果実栽培に関わる活動、④郷土の文化・歴史に関わる学習を行った。
① 地域の方と触れ合う活動
3年生は、地域のホウレン草農家の見学を通して、食の大切さを学び各自が新聞にまとめた。また、JAの方に教えて頂きながら苗から大豆を栽培し、豆腐づくりを行うことで、一粒の豆を大切にして収穫する農家の心を学んだ。4年生は、地域の建設会社の見学を通して、川の氾濫後の工事の過程を学んだり、防災士さんより防災のチェックのあり方を学んだりした。
② 福祉に関わる学習
4年生は、車いす体験や、お年寄りの方との交流などの体験を通して、自分ができる福祉について考えた。福祉学習を通して、「共に生きる」という視点で、互いの生活や思いを大事にするためには何をするといいか、自分なりの考えをもつことができた。」
③ 自然を生かした果実栽培に関わる活動
5年生は、地域の名産品であるリンゴの栽培収穫活動を行った。「摘花」「摘果」「葉摘み」「収穫」などの体験を通して、リンゴが久々野町の特産になっている理由や栽培にかける農家の方々の思いや工夫について学んだ。気候と地形を生かした久々野の農業は、リンゴ以外の農産物の品質のよさにもつながっていることが分かった。
④ 人権教育
全校縦割り班に分かれ、「こんなとき、あなたの怒りはどのくらい?」というアンガーマネジメントにかかわるエンカウンターを行った。多様な考えや感じ方を交流するがあることを知り、互いを尊重することの大切さを学んだ。また、ICTを活用し、各教室で一斉に絵本の読み聞かせを行い、多様性の尊重について学んだ。

 

来年度の活動計画

1年生【郷土の自然に親しむ】
学校の周辺や、地域の公園などに出かけ、久々野地域の自然に親しむことができる。
2年生【郷土の様子を知る】
学校周辺の公共施設や商店を訪れ、地域の方とふれあうことができる。
3年生【郷土の方々とふれあう】
大豆づくりや地元の農産物について知る活動を通して、地域の方々とふれあい学ぶことができる。
4年生【郷土の福祉を知る】
郷土の福祉施設を訪ねたり、福祉施設で働く人々の話を聞いたりして、郷土の福祉について理解することができる。
5年生【郷土の産業を知る】
地域のリンゴ果樹園で、栽培体験活動を行うことを通して、地域の産業振興について考えることができる。
6年生【郷土の歴史とよさを知る】
地域の歴史について、積極的に話を聞いたり、調べたりすることができる。久々野の各地域の特徴を調べ、地域のよさを理解したり、伝統文化を伝承したりする人の思いに触れたりすることができる。
人権教育<全校>
縦割り班(なかよし班)に分かれて人権教育を行い、異学年の交流を生かして人権教育を行っていく。

過去の活動報告