2023年度活動報告
本年度の活動内容
減災・防災, エネルギー, 環境, 平和, 人権, 福祉, 健康, その他の関連分野
本校は「つながろう地域と人と つなげよう私たちの未来へ」を合言葉に、地域の良さを知り、地域の人とのつながりを大切にして、地域と自分たちの将来を考える活動、スクールエコ活動や体験活動を通してのエコ意識を高める活動、自己理解・自己管理能力を深め、仲間とともにより良く生きようとする態度を育てる活動に取り組んだ。
具体的には、①全校 アルミ缶回収、②栽培委員会 地域の方とのグリーンカーテンづくり ③4年 防災学習等 ④5年 環境学習等 を行った。
① 全校アルミ缶回収
「全校体制でアルミ缶回収に取り組むことで、環境を守るために自分にできることをしようとする態度を養う」をねらいとし、環境委員会が中心となってアルミ缶回収を行っている。各家庭でアルミ缶を集め、洗い、乾かし、潰して回収するという一手間を掛けることで、自分の行動が環境を守ることにつながっているという意識が高まっている。
② 栽培委員会グリーンカーテンづくり
「グリーンカーテンづくりに取り組むことで、我々が自然から受けている恩恵を実感して学ぶことができる」をねらいとし、栽培委員会が中心となって、グリーンカーテンづくりを行っている。苗植えの際には、地域の方々にも協力していただき、環境を大切にする取組について、地域への啓発を行っている。夏季には、児童が植物がつくる日陰の涼しさを感じるとともに、節電への意識を高めることができている。
③ 4年生の防災学習
社会科「自然災害からくらしを守る」で、「自然災害からくらしを守るために家庭や地域、市・県・国などが協力していることを理解し、人々のくらしを守るために自分ができることをしようとする」をねらいとし、防災について学習した。学校で災害に備えているものをインタビューしたり、平成16年豪雨災害について当時の消防分団長にゲストティーチャーとしてお話をいただいたり、公民館に行って防災の体験学習をしたり、防災センターに見学に行ったりすることを通して、自然災害への備えには多くの人々が関わり、多様な備えがあることを理解した。そして、地域の一員として自助、共助、公助を意識して、日頃から行動していきたいと考えを深めることができた。また、国語科「もしものときにそなえよう」では、本やインターネットでの調べ学習や社会科で学んだことを基に、災害へのよりよい備えについて考えた作文を発表することで、防災意識を高めることができた。
④ 5年生の環境学習
総合的な学習の時間に「エネルギー問題に関心を持ち、それぞれが設定した課題について調べまとめる」をねらいとして環境とエネルギーについて学習した。環境美化と環境保全の観点からごみ減量に関する出前講座を受講し、「エネルギー」「身近な自然」「資源・ごみ」「食べ物と水」の4つの領域からテーマを選択し調べ発表した。現在の課題や問題点を調べ、解決に向けてどうしていくのが良いのか考えることにより、今自分にできることを実践していくことの大切さを感じていた。
来年度の活動計画
令和6年度も、前年に引き続き「つながろう地域と人と つなげよう私たちの未来へ」を合言葉に、地域の良さを知り、地域の人とのつながりを大切にして、地域と自分たちの将来を考える活動、スクールエコ活動や体験活動を通してのエコ意識を高める活動、自己理解・自己管理能力を深め、仲間とともにより良く生きようとする態度を育てる活動に取り組む。
人一鉢栽培
・ 校内花いっぱいなど季節感あふれる学校環境づくり
2 地域と自分たちの将来を考える活動
⑴ 地域人材と連携した栽培活動
・ 公民館と連携したグリーンカーテンづくりや寄せ植え、奉仕作業
・ 地域、中学校と連携した挨拶運動
3 各学年のESD年間計画に基づいた活動
・ふるさと学習
・環境教育
・人権・同和教育
・平和教育
・キャリア教育
等を予定している。