• きょうとしりつけんりゅうしょうがっこう
  • 京都市立乾隆小学校

  • Kyoto Municipal Kenryu Primary School
  • 種別 地区
  • 主な活動分野登録なし

所在地 〒602-8303 京都府京都市上京区姥ケ寺之前町919-3
電話番号 075-451-0085
ホームページ http://cms.edu.city.kyoto.jp/weblog/index.php?id=102209
加盟年 2010

2024年度活動報告

活動分野

環境, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 人権, 福祉, 持続可能な生産と消費

本校では、総合的な学習の時間の目標を「探究的な見方・考え方を働かせ、地域の人・もの・ことや自分自身に関わる学習を行うことを通して、協働的に課題を解決し、自己の生き方を考えていくための資質・能力を次のとおり育成する。」とし、ユネスコスクールが重点的に取り組む「持続可能な開発及び持続可能にライフスタイル」について4年生が、「異文化学習および文化の多様性と文化遺産の尊重」について5年生・6年生が取り組んでいる。4年生は「環境について考えよう!乾隆環境守り隊!」という単元で、身近なごみ問題を中心に地球環境を守るために自分たちにできることを考えた。5年生は「私と乾隆」という単元で、伝統産業である西陣織について、手織りの機械を使い方を学び、実際に製作していった。6年生では「日本文化を知ろう~伝え、残そう伝統産業~」という単元で地元の伝統文化である西陣織についてさらに深く学び、地域の方々の協力を得ながら、実際に幡の制作等も行った。

また、今年度、「京の三大念仏狂言」の一つである、千本閻魔堂引接寺の「ゑんま堂狂言」を全校児童で観賞した。地域にある無形文化遺産を直に体験することで、歴史のある文化遺産を継承していくことの素晴らしさを知ることとなった。

そして、人権教育の取組としてユネスコスクールが重点的に取り組む「地球市民および平和と非暴力の文化」について、各学年の年間を通しての人権学習取組はもとより、異年齢集団での活動においても、たてわり人権集会として全校児童で同じテーマについて考える取組も行った。またその取組の一端を地域へ発信した。

来年度の活動計画

来年度も今年度取り組んだ、環境・伝統文化・無形文化遺産・人権のテーマについて継続していきたいと考える。その中で、ユネスコスクールの活動を通じて育てたい資質や能力を明確にし、課題解決型の学習過程を重視した授業や活動を行うため、校内の研究授業会等の研修の機会ととらえて検討していきたい。

また、伝統産業の学習については、地域の人材以外にも芸術大学との連携を行うことで持続可能な活動にしていきたいと考えている。さらに表現力・発信力についても本校の課題としてとらえ、地域学習、人権学習を中心に他教科との関連などカリキュラムマネジメントの視点から見直し、取組を進めたいと考えている。そして、家庭や地域への取組の発信に力を入れていきたいと考えている。

過去の活動報告