2023年度活動報告
本年度の活動内容
減災・防災, 文化多様性, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 国際理解, 平和, 健康, 食育
本校は「専門的な教育を通じて、生きていくために必要な事を身に付けさせ、キラキラする人財を育成する」ことを学校理念として、ユネスコスクールが重点的に取り組む3つの分野(※1)を通して「生きていく力」の育成を目標としています。
【ユネスコ世界寺子屋運動】2. 持続可能な開発および持続可能なライフスタイル
今年で5年連続活動を継続している「ユネスコ世界寺子屋運動」です。外部の方からも「今年も活動していますか?」と問い合わせが来るようになりました。
先輩から後輩へ受け継ぐボランティア活動の一つになりました。
郵便物が少なくなってくる昨今ですが、80代の方から珍しい琉球郵便切手もありました。沖縄がアメリカ統治下時代の1945年~1972年の本土復帰までに発行された切手類はドルとセントが表示されており、始めてみる琉球切手から沖縄の歴史を知る事にもなりました。この活動を通して、教育が浸透していない外国の子ども達へ学習の機会を与えることができるよう、考えながら協力依頼をしました。
【JICA地球広場見学】2. 持続可能な開発および持続可能なライフスタイル 3. 異文化学習および文化の多様性と文化遺産の尊重「水の大切さを知る」 ・きれいな水は当たり前ではない事 ・自分たちが幸せな環境にいる事 ・水がとても貴重で少しずつしか使えない国もある事。 ・世界には様々な国があり、どんな国でどんな事に困っていることを知るのは大切。 JICA地球広場はたくさんの事が学べました。世界が直面する様々な課題や、開発途上国と私たちとのつながりを体感できました。世界の安定が日本の利益になる事や日本も過去に援助を受けたから世界への恩返しも必要であること。貧困問題や食糧問題を知り、募金活動に参加したり、ゴミの減量などできると事から始められる。持続可能なライフスタイルのためには今何を大切にしないといけないのか、無駄を無くするにはどんな工夫が必要なのか。世界中には色々な民族がいて、気候や文化に合わせた衣装がある。異文化を知ることで、共存共生されることを知りました。
【第16回平和学習会「平和の鐘を鳴らそう」】1部平和学習会 講師:沖縄キリスト教学院大学教授 新垣誠先生 「心のマスク」を外そう~平和はまず自分の心から~ =生徒の感想= ・自分たちがどれだけ恵まれている社会に暮らしているのか気づかされた。今の平和はどれほどの犠牲で成り立っているのかを考えさせられた。 ・自分が知っている事を違うビューポイントで視ることができて良かった。 ・「共感」は人間しか持っていない能力で、共感することで不安や孤独が和らぎ、争いも無くなっていくんじゃないかと思った。 ・人は誰も独りで生きていくことはできなくて、誰かの助けを得ているから生きていける事を知った。 ・自分では気づいていないだけで、たくさんの人に助けられて生きていることを忘れずに、またお互いに助け合っていくことが大切。 【アジア高校生オンライン国際交流事業】このプロジェクトは、沖縄県の高校生がアジアの高校生とオンラインでつながり、お互いに異文化理解を深めグローバルな視野を広げ、21世紀の沖縄の成長と発展を支える国際的に優れた人材育成を目標に実施されています。 6か月間の交流を通して学んだこと。 ・英語での交流は特に問題は無かったが、アジアの高校生と話して世界には自分が知らないこと、もっと面白そうなことが沢山あると視野が広がり再認識しました。これからも、諸外国の事を学習し冒険してみたいと思うようになりました。 ・英語のみでの交流、グループ活動だったので思った通りにコミュニケーションが取れない場面もありましたが、一つの目標に向かってお互いに協力し合い達成することができたので、修了した時は達成感がありました。 https://hi.ida.ac.jp/news/%e4%bb%a4%e5%92%8c5%e5%b9%b4%e5%ba%a6%e3%80%8c%e3%82%a2%e3%82%b8%e3%82%a2%e9%ab%98%e6%a0%a1%e7%94%9f%e3%82%aa%e3%83%b3%e3%83%a9%e3%82%a4%e3%83%b3%e5%9b%bd%e9%9a%9b%e4%ba%a4%e6%b5%81%e4%ba%8b%e6%a5%ad/ |
来年度の活動計画
・世界寺子屋運動「書き損じハガキ回収キャンペーン」
・沖縄伝統芸能「組踊」鑑賞
・伝統工芸品「壺屋焼」体験、博物館鑑賞
・平和学習会「平和の鐘を鳴らそう!」(沖縄ユネスコ協会主催)
・アジア高校生オンライン国際交流事業
・SDGsパスポート推進活動
・試合で勝つための食事術/食トレの基本