所在地 | 〒837-0902 福岡県大牟田市上内1575-1 |
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電話番号 | 0944-58-0103 |
ホームページ | http://www.e-net21.city.omuta.fukuoka.jp/kamiuchi-es/ |
加盟年 | 2012 |
2024年度活動報告
生物多様性, 海洋, 環境, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 福祉
本校は、「ふるさとに誇りをもち、心豊かでたくましく 未来を拓く上内っ子の育成」を学校教育目標に掲げ、ユネスコスクールが重点的に取り組む3つの分野を通して「身近なふるさとの自然や環境との関わりを通して、他の人と積極的に関わりなが行う環境保全を中心に、自主的・実践的に取り組む態度を養い、持続可能な社会の担い手を育成する。」と目標を設定した。具体的には、体験活動、人材活用、自己の生き方をキーワードに、➀地域の自然への関心を高め、上内のよさを発見する活動,➁地域とつながる農業体験活動を中心に学習を行った。
➀ 地域の自然(川)の関心を高め、上内のよさを発見する活動に係わる教育(SDGs11・SDGs14・SDGs17)
ふるさと上内の豊かな自然を守り残していくために,本校では,校区を流れる岡川を対象にして環境について調べた。3年生は、水質により住む生物が違うことから実際に採取してきた生き物の種類や数を調べた。また,4年生は川の水の透明度を測ったり、パックテストで水の汚れを測定したりした。これらを下流域と比較することで,上内の川のよさを知り、この自然を守るために自分にできることについて考え、考えた取組をタブレットを活用してまとめた。その後、保護者に向けて発表した。
➁ 地域とつながる農業体験活動に係わる学習(SDGs11・SDGs14・SDGs15)
上内校区は自然豊かであり、農業が盛んである。そこで、地域の方にゲストティーチャーとして来ていただき、一緒に米作りを行った。そして,地域の皆様の米作りに対する努力や思い、自然環境の素晴らしさを学び、上内のひと・もの・ことのよさに気づくことで、地域への愛着をより一層深め、上内の素晴らしさを外部に発信した。持続可能なまちづくりについて自分たちで考え、できることから行動した。さらに、学習した内容を、本校の交流校である他県の学校にオンラインで発信し、お互いの地域の特徴やよさ、課題を出し合う交流によって、離れていても生まれ育った地域への思いは共通していること、地域の自然を守り続けるために自分ができることに取り組む大切さについて学んだ。
来年度の活動計画
1 低学年
サツマイモの苗を植えて,収穫し,おいもパーティーを開くなど,季節に応じた体験的な活動を通して、地域の自然環境の素晴らしさに気づき、地域のよさを実感する。活動して気づいたことや感じたこと、分かったこと等について話し合ったり、まとめたりして発表する(SDGs11 SDGs14 SDGs15)。
2 中学年
地域を流れる岡川について調べることで身近な環境の素晴らしさに気づき、地域に愛着を持ち、自分にできる環境保全活動について考え取り組む。また、調べて分かったことや自分の考え、思いや願いを、他校の児童と交流したり、保護者、地域の方等に発信したりする(SDGs11 SDGs14 SDGs17)。
3 高学年
地域の方との米作りを通して地域の方の努力や思いを知り、地域に誇りを持つとともに、上内米のよさを広く発信する。持続可能なまちづくりについて自分たちなりに考え、できることから行動する。さらに、他のユネスコスクールと交流して見識を広げたり、保護者や地域の方に学んだことや自分の考え、思い等を発信したりする(SDGs11 SDGs14 SDGs15)。