所在地 | 〒206-0012 東京都多摩市貝取3-9 |
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電話番号 | 042-376-0234 |
ホームページ | http://schit.net/tama/eskaidori/?page_id=13 |
加盟年 | 2010 |
2024年度活動報告
気候変動, 環境, 福祉, 食育
目ざす児童像は、様々な課題を自らの問題として捉え、一人ひとりが自分にできることを考え、実践していく児童の育成である。
本校は「考える子」「思いやりのある子」「努力する子」「体力のある子」の4つを学校教育目標として、ESDを特色ある教育活動に位置づけ、教育課程を編成し、実施している。中でもユネスコスクール・ESDの取り組みについては、ESDカレンダーを作成し、生活科や総合的な学習の時間の年間の指導を行っている。
各学年の具体的な活動内容は、以下の通りである。
◤ 第1学年 ◢
「いくそ!がっこうたんけんたい」「ひろがれえがお」
・学校探検でわかったことをまとめ、学校の魅力を見つけた。
・1日の生活を振り返り、自分にできることを見つけたり、家の人を笑顔にするために自分のできることを見つけたりした。
◤ 第2学年 ◢
「もっとしりたいたんけんたい・町のすてきつたえたい」
・学区域探検をし、施設を見学したり職員の方に話を聞いたりして調べ学習をする。そこから自分の住んでいる地区のよさに気付き、「町たんけんマップ」にして発信した。
◤ 第3学年 ◢
「ひょうたん池、調査隊!」「自分たちの町を見つめよう」
・身近な「ひょうたん池」に関心をもち、詳しく調べる中で、生き物にとってよりよい環境を理解し、自分たちを守っていくための方法を話し合い、実践した。
・地域行事への参加や、地域の方々との交流を通して、地域を盛り上げようとする方々の思いを理解し、よりよい町にするために自分たちにできる取組を考え、実践した。
◤ 第4学年 ◢
「安全な町を目指して発信しよう」
・自分の住んでいる町の安全調査やさまざまな体験活動を通して、現在身の回りに起きている安全にまつわる問題や課題を知り、よりよく生活するためにはどうしたらよいか考え、実践した。
◤ 第5学年 ◢
「わたしたちのお米」「今わたしたちにできることは」
・稲の育て方について調べたり、米作りを行ったりする活動を通して、米について興味・関心をもち、日本の伝統的な食文化や日本の稲作の未来などについて考え、今自分たちにできることを実践した。
・私たちの身の回りには様々な人々が関わりながら共に生きていることを知り、皆がよりよく暮らしたいという願いに気付き、そのためにできることを考えた。
◤ 第6学年 ◢
「大切な自然環境」「広げようわたしたちの世界」
・私たちの暮らしと自然環境のかかわりに関心をもち、自分の学習テーマを考え、探究学習を進めた。身の回りの環境や世界の環境の課題に気付き、自分ができることを考え、実践した。
・多摩市の開発に関わる人々の思いや取組について理解し、多摩市のよさを守っていく取組を考えると同時に、自分の生活や将来に生かす方法を考えた。
※本年度は上記に加えて、韓国の小学生と本校6年生が交流している。
来年度の活動計画
市内でのESDに関わる発表会に参加し、新たな課題が見えてきたことから、本年度は全学年の単元指導計画を大幅に見直した実践となった。次年度は、更に充実した活動となるよう、以下の項目を重点目標として取り組む。
【次年度の重点目標(1年を通して児童に身につけさせたい力・態度)】
第1学年:コミュニケーションを行う力
第2学年:つながりを尊重する態度
第3学年:合意形成し、協力・協働する態度
第4学年:合意形成し、協力・協働する態度
第5学年:内省的な思考力
第6学年:多面的・総合的に考える力