所在地 | 〒444-0835 愛知県岡崎市城南町1-11 |
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電話番号 | 0564-52-2913 |
ホームページ | https://cms.oklab.ed.jp/el/jounan/ |
加盟年 | 2012 |
2024年度活動報告
減災・防災, 人権, 福祉, 持続可能な生産と消費, 食育, 貧困
本年度、本校では、「すべての人を大切にする学校をみんなで目指そう」を合言葉に教育活動を展開していった。
(1)3年生「もったいない」をへらそう
①フードバンクを運営する「セカンドハーベスト名古屋」の職員を招いて
品質的には問題がないが、販売できない食品を寄付してもらい、こども食堂などに提供しているという食品の流れを子供向けに講話してもらい、食品ロスを減らす、貧困する子供たちを少しでも減らすことに尽力していると学ぶ。
②地域で「こども食堂」を運営する前田道明氏を招いて
子ども食堂を運営するにあたり、販売できない食品を提供してもらうことで食品ロスを減らし、困っている子どもの支援になっているという話を聞いた。
(2)4年生
①市役所地域防災課の職員を招いて
自分たちの住んでいる市では、どのような形で防災・減災に取り組んでいるのか、防災・減災を意識していくには、どんな考えを持つことが必要なのか、などを学んだ。
②社会教育委員会防災部長を招いて
実際に自分たちが居住している地域の防災活動はどのように行われているかや地域に住んでいる外国籍の住民には、どのような形で防災等を周知しているのかを学んだ。
(3)5年生
①福祉実践教室の実施
車いす乗車体験や盲目者体験を行った。車いすを進めるにあたって、少しの段差でも障害物になることや、盲目者は、階段でとても恐怖を感じていることなどを体験した。
②パラアスリート 加藤尊士 氏を招いて
健常者と障がい者が等しい条件で過ごしていくためにはどうしたらよいかを考えた。加藤氏とともにスポーツゲームを取り組む中で、一緒に楽しめるようにするためには、どんなルールが必要になるかを話し合い、実際にルールを取り入れてやってみる、という体験をした。
来年度の活動計画
来年度も引き続き、「すべての人を大切にする学校をみんなで目指そう」を合言葉に教育活動を展開していく予定である。
3年生では、日本国内で大量となっている「食品ロス」を知り、「自分も食品寄付ができるお店があるか調べて寄付をした」という児童がいた。まさしく、今自分にできることは何かを考え、行動に移した例である。
来年度以降も、このような児童が一人でも多く増えるよう、学習に取り組み見守っていきたい。