• とやましりつじんずみどりしょうがこう
  • 富山市立神通碧小学校

  • Toyama Municipal Jinzumidori Elementary School
  • 種別 地区
  • 主な活動分野環境, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 福祉, その他の関連分野

所在地 〒939-2184 富山県富山市楡原405
電話番号 076-485-2013
ホームページ http://swa.toyama-city-ed.jp/weblog/index.php?id=toyama067
加盟年 2013

2024年度活動報告

活動分野

減災・防災, 文化多様性, 国際理解, 持続可能な生産と消費, 食育

1 生活科や総合的な学習の時間を中心としたESDに関わる学習

年間を通してSDGs-ESDを意識した授業構想を立て、実践した。

○1年生「いきものとなかよし」

学校周辺で捕まえた生き物を長期間飼育する活動を通して、これまで以上に生き物をよく観察するようになった。また、生き物に心を寄せ、命あるものを大切にしたいという気持ちを高めることができた。

○2年生「野さいをそだてよう」

今年度も地域の方の協力を得て、電気柵を設置した学校農園で野菜を育てた。十分な量を収穫することができ、収穫の喜びを味わうことができた。たくさんの野菜を家に持ち帰ったり、自分たちで育てたさつまいもを焼き芋にして全校にふるまったりして、たくさんの人の笑顔を見た経験からも、つくる喜びを味わうことができた。

○3・4年生「つなごう!神通碧の食」

地域の食について調べたり、らっきょう掘り体験をしたりする活動を通して、地域の食を、自分が思い描くもの(未来、他の地域等)につなげたいという願いをもった。その願いを実現するために、何ができるかを考え、行動に移した。農家の方の思いを知ってもらったり、特産品のらっきょうをおいしく食べられるレシピを考えたりして、チラシやポスターで紹介した。

○5・6年生「共に生きる ~国際交流withマレーシア」

1学期に1回、2学期に1回、3学期に1回、マレーシアのSKSM校と交流を行った。交流をしたり、文化や生活習慣等の違いや共通点を調べたりする中で、一人一人の「共に生きる」観が明確になっていった。また、子供たちは、相手の思いを受け止め、その気持ちに答えていくことの大切さを学んだ。

○全校「防災教育~みんなの命を守る~」

自分の住む地域に対する防災意識を高め、自分にできることを実践することをねらいとして実践した。①災害について知ることをねらいとした小中合同防災教室、②自宅周辺の危険箇所について知る活動と、地域での確認、③非常持ち出しセットの作成 というように、3回の防災教室を核として行った。学校での学びに留まらず、防災教室と家族や地域、他の学校等へ学びを広げたり一緒に活動したりしたことで、災害をより自分事ととして捉えることができた。

2 児童のボランティア精神を養う取組

○小中合同ボランティア(プール清掃)

誰かのために自分でできることを考え、進んで取り組むことのよさを感じる活動として、本校併設の楡原中学校と合同でボランティア活動を行った。楡原駅の清掃も行う予定だったが、熊の出没により、今年度は中止した。

○全校ボランティア

地域のために進んで活動に取り組んでいる方がいることを知り、その一員として自分にできることを実践していこうとする態度を育てるために、地域にある森林公園の清掃や整備作業に取り組んだ。

3 ESD公開授業の実施

○3・4年生の総合的な学習の時間の授業公開

○富山国際大学子ども育成学部教授 松山友之先生の講演

「ESD・SDGsで考える自然災害」のテーマのもと、自分を主語に考えるESD・SDGsの学びと自然災害が発生したときに求められる力とのつながり等について講演していただいた。

 

来年度の活動計画

令和7年度は、以下のように実施する予定である。

○生活科・総合的な学習の時間と各教科・各教育活動とリンクした学習

・総合的な学習の時間:今年度同様3・4年合同(10名)、5・6年合同(16名)で行う。

・1年  :人や生き物、植物等との関わり方を学ぶ学習

2年  :栽培に関わる学習

3・4年:地域のよさに関わる学習

5・6年:地域の福祉と防災教育をリンクさせた学習

全校  :防災教育

過去の活動報告