• ふじしりついわまつきたしょうがっこう
  • 富士市立岩松北小学校

  • Fuji Municipal Iwamatukita Elementary School
  • 種別 地区
  • 主な活動分野環境

所在地 〒416-0901 静岡県富士市岩本123-1
電話番号 0545-64-8890
ホームページ http://www2.city.fuji.shizuoka.jp/~p-iwakita/
加盟年 2013

2024年度活動報告

活動分野

生物多様性, 環境, 人権, 持続可能な生産と消費

 本校は、「いわまつ」の頭文字から い・・「いつでも自分から動く子」、わ・・「わたしもあなたも大事にする子」、ま・・「学びをたのしみ、表現する子」、つ・・「つながりながら成長する子」を小中一貫教育目標として、ユネスコスクールが重点的に取り組む「持続可能な開発およびライフスタイル」について、本校のけやき学習(生活科・総合的な学習の時間)でESDの視点を取り入れながら取り組んでいる。各学級で子供の思いによる単元を構成し、「よりよい未来を創っていくために、学び考え行動する子」を目指し子供主体に展開する学習を行なっている。
 今年度の活動例として、SDGs2「飢餓をゼロに」や12「つくる責任 つかう責任」をテーマにリボベジと言われる再生野菜について探究した学級があった。冷蔵庫に入れてあった野菜から芽が出たという経験を基に、様々な野菜で実験をし、その結果を基に考えることを通して持続可能な生産や消費について考えを深めた。また、他の学級では、校内にあるビオトープの整備をする中で、外来生物によって日本古来の自然が侵害されていることに気付いたり、そのことを校内に発信してSDGs15陸の豊かさも守ろうを知ってもらいたいという気持ちを高めたりすることができた。また、他の学級では、コミュニケーションに着目して、日本国内には外国人や障がい者がいるため普段何気なくやっているコミュニケーションが成り立たないことに気付き、探究した。聴覚障がい者に焦点を当てて手話を学習したり、身近な外国人であるフィリピン人に焦点を当ててタガログ語を学習したりした。その経験を生かして、SDGs17パートナーシップで目標を達成しようについて、身の回りには様々な障壁があり、それぞれが真剣にコミュニケーションの手段について考えていかなければいけないことに気付くことができた。

来年度の活動計画

 令和7年度も教育課程にユネスコスクールを位置づけ活動を行っていく。しかし、学級毎に総合的な学習の時間に取り組んでおり、学級によってSDGsの学習状況に偏りがあることが課題として挙げられた。そこで、来年度は年度初めに学年ごとにSDGsのどの項目に関連付けて学習するかの方針を立てながら、6年間を通して、様々な項目に触れながら学習を進められるように工夫していきたいと考えている。

過去の活動報告