所在地 | 〒175-0082 東京都板橋区高島平1-4-1 |
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電話番号 | 03-3934-4501 |
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加盟年 | - |
2024年度活動報告
気候変動, エネルギー, 環境, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 平和, 持続可能な生産と消費, 食育
【7学年総合】SDGs2、3、13、15
5~7月「ドリームマップ作成」
・15年後に叶えたい目標を考え、それによって達成できるSDGs番号は何かについて考える。
・興味があるSDGs番号について、なぜ興味があるのか、未来の地球はどのようになっていてほしいのか考える。
9~11月「地元の食に関する探究学習」
・地元農家、給食調理師、自校栄養士による講演会を開き、食にまつわる諸問題や、それぞれの立場の思いを聞くことで、食に対する知識や興味を深める。
・板橋区内の食に関する企業(生産、製造、販売、飲食店)を調べ、その特色や魅力を伝えるポスターを制作し、プレゼンテーションする。
<成果>
・ドリームマップの作成ではSDGsへの関心を高め、未来の地球に対して自分がどう貢献していくのかという意識をもつことができた。
・地元農家の話からは、気候変動による作付や収穫量の変化、値段の変動など現在抱えている問題を知り、知識と関心を深めることができた。また、調理師、栄養士の話からは、食品ロスの問題や、健康を維持するためにいかに「食」が重要かを学ぶことができた。
・調べ学習を通して、地域には、多種多様の「食」に関する企業があることや、それぞれの思いやコンセプトを知ることができた。その特色や魅力を発信することを通して、理解を深めることができた。
【8学年総合】
9月「原爆や被爆者についての平和学習」SDGs16
2月 「鎌倉における都市経営学習」SDGs11(予定)
<成果>
・動画「ヒロシマの声がきこえますか~生まれ変わった原爆資料館~」を視聴し、原爆資料館に提供される遺品に込められた遺族の想いを知ることにより、被爆の実態を知ることができた。また、原爆の恐ろしさや被爆者と家族の気持ちを深く理解することができた。
・“SDGs未来都市かまくら”について事前に学習し、実際に訪れることにより、持続可能な都市経営の実現のために行っている取り組みを体感し、自然・歴史・文化の伝承等の側面からSDGsの学びを深めた。
【9学年総合】
6月~10月「古都京都・奈良での検証学習」SDGs4、8、9、11、17
SDGsの視点を用いて、班ごとにテーマを設定し、修学旅行で訪れた際、現地でインタビューや見学などフィールドワークを行い検証した。検証結果を班ごとにスライドを作成し、模造紙にまとめ文化発表会にて展示した。
4~5月、1月~3月「SDGs個人テーマ探求」(予定)
義務教育9年間のまとめとして、今までの学習をもとに疑問に思うことや関心のあることについてテーマ設定し、探求した。
<成果>
・事前学習の中で興味・関心をもったことについてテーマ設定したことで、主体的に修学旅行での学習に取り組むことができた。また、SDGsの視点を用いることで、持続可能なまちづくりを中心に地域の課題や特色について考えを深めることができた。
・SDGsの視点から多角的に課題を捉える力を身に付けることができた。また、持続可能な未来を築く一員としての意識を高めることができた。
【環境科学部】
野菜の栽培・収穫 SDGs1、2、11、17
地域の農家の方と連携を図り、じゃがいもの栽培、収穫を行った。収穫したじゃがいも33kgは学校の給食室にも納品し、学校給食の食材として使った。6月末には赤塚の農業体験農園に行き、トウモロコシと枝豆を収穫した。
講義「プラスチック3Rカードゲーム・ごみについて考えよう」 SDGs6、7、14
板橋区立エコポリスセンターやNPO法人センスオブアースの方を招き、ゴミのリサイクルや、ゴミを減らすためのアクションについてカードゲームを通して学習した。
西台駅噴水付近の美化活動 SDGs12、15
ボランティア活動の一環として西台駅噴水付近の清掃と花壇の手入れを実施した。
<成果>
・野菜の栽培・収穫では自分たちで野菜を育て、食べることで食材を大切に思う心を養うと同時に、地産地消の大切さを考えることができた。
・講義を通して無駄なものを購入したりゴミを出したりすることが、二酸化炭素の排出につながることを学び普段の行動を変えていこうと考えることができた。
・活動当初と比較して、ゴミの量が減り、花を植えたことで噴水まわりの景観を良くすることができた。また、生徒は活動をする中で奉仕の心を育むことができた。
【委員会活動・食育】
(1)食品ロスを減らす SDGs4、12、13、14、15
・給食委員会によるポスター作成(給食準備・食品ロス・感謝の気持ち)
・給食委員会による残菜調査の取組(年3回)
・「めざせ食品ロス・ゼロ」川柳コンテストに給食委員作品参加
・SDGs献立で調理の段階で廃棄していたものを活用(エコふりかけ:だしをとった後のかつお節を利用)
・生徒が家庭科の授業で給食献立を考える(2学期・3学期実施)
(2)地域の食材を使い、身近に感じ、良さを知る SDGs11、12、13、15、17
(地元野菜の使用によるフードマイレージの低減)
・地元農家の野菜を給食に使用(4~1月:15種類59日)
・板橋ふれあい農園会の野菜を給食に使用(4回)
・生徒が作成した農家さんイラストを使用日にお昼の給食メモ・給食実施後の写真掲載カレンダーに掲載
・昼の給食メモで、地元農家の野菜の生育状況を農家さんのコメントを交えて紹介(放送委員が昼の放送で紹介)
- ストローレス・牛乳パックのリサイクル SDGs12、13、14
・牛乳パックの飲用時にストローを使用しない。
・飲み終えた牛乳パックを各個人で開き、給食当番が洗浄し、乾いたパックをリサイクル業者に回収してもらう。(給食委員会がパック洗浄の指導)
【保健委員会】
・健康ポスターの作成 SDGs3
7~9年生の各クラス保健委員が1枚ずつ作成した。
Canvaを活用し、自分で健康問題や標語を考えて作成した。
委員会内での投票により上位3作品を選定。
かぜ予防キャンペーンでも活用した。
<成果>
・作成した保健委員の生徒が、自ら考える健康問題や周りの人に広めたい健康標語について、深く考えることができた。また、ポスターを見た他の生徒たちも、自らの健康を振り返る機会となった。
来年度の活動計画
次年度も引き続きSDGsの視点を意識した教育活動を実施していく。
学年ごとの活動は前年度の成果を生かしながら継承し、発展を図りながら取り組む。環境科学部、食育に関しても同様である。
第7学年
・SDGsについてのオリエンテーション
・未来予想図(自分の将来を思い描く)
・地域の農業と食を考える
・校外学習
第8学年
・職場体験
・平和学習
・校外学習
第9学年
・SDGsの視点を持った学習(修学旅行)
・SDGs169のターゲット(具体的な課題について考える学習)
環境科学部の取組
食育
生徒会・委員会の取組