• いぬやましりついぬやまにししょうがっこう
  • 犬山市立犬山西小学校

  • Inuyama Municipal Inuyamanishi Elementary School
  • 種別 地区
  • 主な活動分野登録なし

所在地 〒484-0059 愛知県犬山市上坂町5-2
電話番号 0568-62-8280
ホームページ https://www2.schoolweb.ne.jp/weblog/index.php?id=2310196
加盟年 2018

2024年度活動報告

活動分野

環境, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 国際理解, 平和, 福祉

本校は、未来の犬山を担う子どもたちを、持続可能な社会をつくる一員として育成するために、総合的な学習の時間を「郷土犬山の未来を見つめよう~地域の自然・人・文化~」と設定した。地域に密着した学習を系統的に行うとともに、持続可能な発展のための教育(ESD)を推進することを通して、「人間性豊かな犬山の子の育成」を目標とした。ESDの推進のために、生活科や総合的な学習の時間を軸とし、各教科や特別活動等を関連付けたESDカレンダーに基づいた4つの実践を行った。それらを進める中で、郷土犬山を愛し、誇りに思う気持ちや地域のために自分ができることに取り組もうとする気持ちを育んできた。

1 地域の伝統文化とつながる学習(第3学年)

社会科の地域学習と関連付けながら犬山の伝統や文化、施設を知る活動に取り組み、地域をよりよく知り、大切に思う気持ちを育ててきた。例として、犬山市の特産品の一つでもある「桃」について、生産者とのやりとりを通して、苦労や願いを学んだ。また、道徳では、郷土愛を主題とした教材から、地域を大切にしようとする心情を高めてきた。施設見学や体験を通して感じたことや分かったことをまとめ、校内発表を行った。

2 地域の自然や生き物に親しみ、環境とつながる学習(第4学年)

社会科でごみの処理と利用について学習したことをもとに、犬山市におけるごみの種類や排出量について関心を高めた。ごみの減量や分別は、自分が行動を起こすことによってできることでることに気付き、実践することが環境保全につながることを学んだ。また、日常生活で当たり前に使っている水について、浄水場の見学を通して家庭に届くまでにたくさんの手間がかかっていることを学ぶとともに、資源を大切に使う心を育んだ。

3 身の回りの人や社会とつながる学習(第5学年)

総合的な学習の時間で福祉について学び、探究を進める中で、障がいをもつ人がそれを乗り越え、自立して生活する姿から、すべての人に住みよいくらしと自分にできることについて自分の考えを持つことができた。また、道徳では、公共心や思いやりを主題とした教材から、社会の一員として公共のために役立とうとする心情を育んできた。

4 平和な社会づくりや未来像を予測する学習(第6学年)

社会科で日本や世界の歴史を知り、平和とは何か、平和のために何ができるか自分の意見を発信する目的で取り組んだ。先人の取組や平和に貢献している団体について調べる中で、この先の未来がよりよくあるために自分ができることを考え、校内発表を行った。

来年度の活動計画

1 ESDカレンダーを作成する

地域の自然や生き物と親しみ、地域の人と触れ合い、地域の文化や歴史に触れることのできる活動を計画し、各教科、特別活動、道徳、総合的な学習の時間を相互に関連付けたESDカレンダーを作成する。その中で、①未来像を予測して計画を立てる、②様々な立場に立って考える、③コミュニケーションを行う「3つの力」を育てる。

2 道徳教育の充実を図り、実践力のある子どもを育てる

①計画的に行動する、②つながりを尊重する、③進んで参加する「3つの態度」を身に付けられるように、子どもが問題意識をもって考えることができる教材の工夫や道徳性を育む活動の充実を図る。

3 地域を愛し、地域とともに歩む実行力のある子どもを育てる

地域の施設や人材を活用し、地域とつながる活動を行う。それによって郷土のよさを感じ、郷土を大切に思い、未来へ向かって実行する力を身に付けられるようにする。

過去の活動報告