所在地 | 〒272-0833 千葉県市川市東国分1-1-1 |
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電話番号 | 047-371-2841 |
ホームページ | https://cms1.chiba-c.ed.jp/i.subaru-h/ |
加盟年 | 2010 |
2024年度活動報告
文化多様性, 国際理解, 持続可能な生産と消費
本校は「生命・感謝・審美」を教育理念としている。「生命」とは、命あるものを尊重し、思いやりのある豊かな心と健やかな体を育成し、安全で健康な生活を主体的に創造する資質を養うことである。「感謝」とは、自己の人生を支えてくれる全てのことに感謝する心と、自然や社会と共生する態度を養うことである。また「審美」とは、審美眼を養い、広い世界を生きる、次代を担う資質を育てることである。
本校ではESDの活動を通じて、この教育理念の実現、特に命あるものを尊重し、自然や社会と共生しながら、次代の世界を担う資質を育成することを目標としている。
本校の活動として、具体的には以下の活動に取り組んでいる。
(1)全学年での交際交流会
令和6年度は、全学年で生徒全員が参加する国際交流会を実施した。日本に留学している外国人留学生と自己紹介や趣味などについて話をすることで、生まれた国の異なる人々と積極的に関わろうとする態度を養うことができた。
(2)学校訪問交流
今年度は上記の各種活動に加え、6月にはアルアザール22チカラン高校(インドネシア)生徒、8月には楽山市青少年代表団の来校による学校訪問交流会を開催し、異文化理解について関心と意識の向上を図った。これらの交流会を通じて、今後のユネスコスクールとしての活動の更なる推進のために、生徒の国際理解への積極的態度を養う素地を作ることができた。
(3)近隣地域でのボランティア活動への参加
昨年度に続き、本校ユネスコ委員会に所属する生徒が、市川市内の自治会が主催する秋祭りに会場の設営や模擬販売店の補助ボランティアとして参加した。この秋祭りは新型コロナウイルスの影響で3年間中止となっていたが、平成25年から毎年、本校生徒が演奏披露や神輿を担ぐ子どもたちの補助といった形で参加をしており、ユネスコスクールである本校が地域に貢献する行事の一つである。
来年度の活動計画
基本的には令和6年度と同様の活動を計画している。令和6年度については地域のお祭りへの支援活動や生徒全員が参加する学年単位での国際交流会、また外国の青少年代表団来校による交流会等が実施された。こうした交流会の開催を含め、様々な行事や活動において、新型コロナウイルス感染症流行により長らく中止されていたユネスコスクールとしての各種活動が活発となりつつある。引き続きユネスコスクールとしての活動の活性化を目指すとともに、その拡充に取り組んでいきたい。特に、外国人留学生との交流会については第3学年までその活動を拡充したことで、各学年で生徒全員が外国人留学生と交流できる環境を整えることができた。今後もこうした活動を深化させ、引き続きユネスコスクールとしての行事を実施できる機会を確保しながら、その活動の活性化を図りたい。