- いちかわちゅうがっこう・いちかわこうとうがっこう
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市川中学校・市川高等学校
- Ichikawa Junior & Senior High School
- 種別中等教育学校または中高一貫校等 地区関東地区
- 主な活動分野登録なし
所在地 | 〒272-0816 千葉県市川市本北方2-38-1 |
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電話番号 | 047-339-2681 |
ホームページ | http://www.ichigaku.ac.jp/ |
加盟年 | 2012 |
2024年度活動報告
国際理解, 持続可能な生産と消費, その他の関連分野
本校は、1.国際理解教育 2.理数教育 3.環境教育を本校のESDのテーマとして、ユネスコスクールが重点的に取り組む3つの分野を通して以下の活動を行った。
1.国際理解教育
(1)海外研修
[1]ボストン&ダートマス
[2]シンガポール
[3]ケンブリッジ
[4]ニュージーランド
(2)国内研修
[1] Global Studies Program
[2]市川&神田外語大学共催 グローバルイシュー探究講
[3] Double Helix医療
[4] Double Helix市川&鷗友
(3)留学・国際交流支援
(a)トビタテ!留学JAPAN
(b)一般募集(日韓交流Camp / CRS / 各自治体主催研修 / YFUほか)
(c)WSC(World Scholar’s Cup)
(4)WWL[拠点校:立命館宇治高校](2019-2021年度)のネットワークを継続活用
(a)SRサミットFOCUS[Online+地域別対面]+AFTER FOCUS
(b) アカデミック・デイへの招待(本校主体の行事として)
(c) その他オンライン研修(ラオスほか)
(5)校内・学校間国際交流[SDGs17の目標を念頭に]
(a)学校間国際交流:海外校[ACCU(ユネスコアジア文化センター)ほか]+国内校[WWL連携校] ]
(5)アカデミック・ライティング指導
(a)国際研修参加生徒に対し、Writing事前事後指導の更なる充実
(b)一般生徒への充実
(6)海外大学進学支援
(7)ホストファミリー・ネットワーク活動
(8)その他
(a)市川UNESCO Circle活動[文化祭:ユネスコスクール活動など]
(b)外部活動参加支援[模擬国連など]
2.理数教育
(1)研究開発課題
自立的に取り組みつつ、幅広い視野を備え、新しい領域を切り開く生徒の育成
(2)研究開発の概要
①課題研究においては、同じ場所で活動を行うことで分野横断を活発化し、学際的な研究を促す指導を行った。
②国語(構造読解Ⅰ、Ⅱ)、英語(プレゼンテーション英語Ⅰ、Ⅱ)、地理(地理AL)で学校設定科目を設置し、文系科目で科学技術人材育成につながる授業について研究した。
③理科では実験に探究的な要素を加え、課題研究につながる授業の開発を行った。
④中学では認知加速を促すCASEプログラムの部分導入を行った。また高校の探究活動につなげるために、自由研究の取り組みを促進した。
⑤課題研究指導の情報交換会、生徒の研究要旨集の作成と配布、地学研究発表会、授業研究会などを行い、活動の公開を通して本校の理数の学びである「市川モデル」を発信した。
(3)海外連携
①タイ王国プリンセスチュラポン・チョンブリ校への生徒派遣
②タイ王国プリンセスチュラポン・チョンブリ校の生徒受け入れ
③タイ王国サトゥーンで行われたTJ-SIF2024 (Thailand – Japan Student ICT Fair 2024)で2件の研究発表を行った。
④タイ王国Kamnoetvidya Science Academyと共同課題研究に取り組み、その成果をオンライン国際発表会ICRF2025 ( International Collaborative Research Fair 2025 )で発表した。
3.環境教育
[1]三宅島研修巡検・城ヶ島研修巡検
[2]中学(生物の授業)で近隣自然観察公園フィールドワークを実施
[3]保護者会での制服・学用品などのリサイクル活動を推進
[4]福島合宿(被災地のフィールドワーク
来年度の活動計画
本校が教育目標とする「生涯学び続ける力を有し、世界で活躍できる品格のあるリーダー育成」を推進基軸として「国際理解教育」「理数教育」「環境教育」をユネスコスクール活動と通じて実践していきたい。
これはユネスコ憲章が唱える「教育、科学及び文化を通じて諸国民の間の協力を推進することによって、平和及び安全に貢献」の精神に合致するものと確信している。
今後は、授業や課外活動の充実を図るとともに、「ユネスコサークル」「インターアクト同好会」の生徒を中心にボランティア活動に注力していきたい。