2023年度活動報告
本年度の活動内容
減災・防災, 人権, その他の関連分野
コロナが明けつつあるもとで2023年度の活動は2022年に実施した東日本大震災の復興支援活動を中心に実施するとともに、大阪府教委から出されたスクールポリシーにユネスコスクールの内容を反映させるべく校内議論をおこないました。
経過、課題、今年度の残りの活動予定は以下の通り。
【2023年度経過】
7月15-19日 第15回東日本大震災復興支援現地ボランティア 5校の高校生38名 で実施
7月25日 ACCU主催ユネスコスクール研修で活動報告
8月19日 玉島夏祭りに子ども向け模擬店のお手伝い 本校生徒20名で実施
9月14日 学校長よりスクールポリシーで本校のスクールポリシーの中心に「社会貢献」を据えることを宣言。この内容をPTA、同窓会に共有するとともに財政的支援の方向を確認した。
9月25日 第38回教育奨励賞優良賞を受賞 (時事通信社主催) 東日本大震災復興支援で
10月21日 南中祭りで子ども向けに模擬店を出店 本校生徒20名
10月30.31日 トルコ・シリア地震 復興支援募金 4校の高校生のべ60名 で実施
11月 3日 トルコ・シリア・気仙沼から学ぶ「防災・減災」集会 4校の高校生30名 で実施
11月11日 府高P連 第2ブロック協議会でPTA会長が震災復興への支援活動を報告
12月17日 小学生野球教室および無料綿菓子模擬店 4校の高校生60名、110名の小学生
12月17日 ユネスコ協会SDGs体験発表会 6校の高校生40名で実施
【成果】
①気仙沼現地ボランティア、トルコ・シリア支援募金、SDGs体験発表会で大阪府下のユネスコスクールと連携して実施した。また、本校独自の取り組みとして地域のお祭りのお手伝いや模擬店出店を行い、地域との信頼構築に貢献した。生徒からは「活動して人の役に立っていると思うと気持ちいい」という感想が多く、生徒の変容に大きく貢献している。
②ユネスコ研修での報告、教育奨励賞を受ける形で、議論を進めて、スクールポリシーを「社会貢献」と定め、PTA、同窓会と方針を共有するとともに、PTAでは対外的にもその内容を発信するに至っている。
【今年度の残りの課題】
2024年 1月22.24日 能登半島大地震の復興支援募金を計画中
2024年 2月22日 教育奨励賞の受賞について大阪府教育長を表敬訪問の予定
2024年 3月23日 小学生野球教室および無料綿菓子模擬店 の予定
①元旦に起こった能登半島地震に対して、急遽、10月の募金活動をした時と同様に、他のユネスコスクールと協議し、義援金募金を実行することにした。これを通じて、生徒会と連携して実施して、学校全体の取り組みにしていく。
②来年度の活動として計画している、7月気仙沼現地ボランティア、3月決戦沼高校、仙台一高の招聘に向けてPTA、同窓会、生徒会と連携して準備を進めていく。
③教育奨励賞受賞について、大阪府教育長の表敬訪問をすることとなったので、これを機に大阪府下へのアピールを行う。
(写真は2023年7月15日 気仙沼大島でカキ養殖の支援をしている高校生。この日はイカダのアンカーを作るべく6トンの砂利を土のう袋に詰める作業をしているところ。)
来年度の活動計画
2024年度は同窓会、PTA、生徒会と連携して震災復興支援活動を行う。現地ボランティアとともに、コロナで5年間、途絶えていた被災地からの高校生の招聘を再開する。また能登半島地震の支援募金も行う計画である。
7月12-16日 第16回東日本大震災復興支援現地ボランティア
8月17日 玉島夏祭りに子ども向け模擬店のお手伝い
10月19または26日 南中祭りで子ども向けに模擬店を出店
12月15日 小学生野球教室および無料綿菓子模擬店
12月15日 ユネスコ協会SDGs体験発表会
2025年 3月28-30日 気仙沼高校、仙台一高を招聘して高校生交流
歓迎会では小学生野球教室および無料綿菓子模擬店
(写真は2023年7月16日 気仙沼大谷地区で、津波以降、自然体験が乏しくなっている小学生の自然活動を豊かにする活動を支援している高校生。この日は小学生の実習田の除草作業をしているところ。)