• ひろしまけんりつひろしまいぐちこうとうがっこう
  • 広島県立広島井口高等学校

  • Hiroshima Prefectural Hirosima Inokuchi High School
  • 種別 地区
  • 主な活動分野登録なし

所在地 〒733-0841 広島県広島市西区井口明神2-11-1
電話番号 082-277-1003
ホームページ http://www.inokuchi-h.hiroshima-c.ed.jp/web2/index0.html
加盟年 2010

2024年度活動報告

活動分野

生物多様性, 海洋, 減災・防災, 気候変動, エネルギー, 環境, 文化多様性, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 国際理解, 平和, 人権, ジェンダー平等, 福祉, 持続可能な生産と消費, 健康, 食育, 貧困, エコパーク, ジオパーク, グローバル・シチズンシップ教育(GCED), その他の関連分野

本校は、グローバルな舞台で社会に貢献するために、深く思考し、行動できる生徒を育てることを教育目標としている。

本活動の目的は、学ぶことの意義を社会と自己との関わりの中で認識させる活動を通して、他者と協働して課題解決や改善につながる合意を形成する知識・スキルを身に付け、相手の価値観を尊重する態度を養うとともに、世界に貢献する志を抱いてウエルビーングを実現していくために勇気・覚悟・自信をもってリーダーシップが取れるようになることを目指すことである。また、この活動を通して他者と共に一つの問題に取り組み、解決や改善につながる合意を形成するためのスキルを身に付け、客観的にテーマを分析し、仮説を立てて検証するといった科学的な思考と手法を身に付けることを目的としている。

 

【総合的な探究の時間について】

本校では、第1学年で1単位、第2学年で2単位の探究活動を行っている。

第1学年の前半期では、自己と向き合うことから始めて社会に目を向け、SDGsと自己とのつながりを認識する。後半期に「デザイン思考」の手法について学ぶ。

第2学年では、「デザイン思考」を用いて、身近な「なぜ?」「なんとかしたい」から課題を見出し、実際にその解決策をデザインしていく。今年度も大学、企業から指導助言、評価を頂く多くの機会を得た。また、本校は今年度からDXスクールに指定され、ドローンや3Dプリンターの導入をはじめ、科学的検証にも力を注いでいる。

本校は、これまでユネスコスクールとして姉妹校との交流を積極的に行ってきた。この礎のもと、自分たちの探究活動を自校で閉じることなく、今年度も、広島大学草原和博教授の指導のもと、姉妹校の一つであるハワイのアイエア高校に赴いて平和や環境問題などについて協議してきた。今年度はさらに、広島大学の留学生とも「平和」について交流し、立場の異なる人々との意見交換のもと、「多角的な視点をもってどのように合意形成を図るか」「平和を目指して被爆地ヒロシマの高校生ができることは何か」ということについて考え、動き出す礎を築くことができた。現在、広島市の中学生向け「平和ノート」に新たな視点を加えた提言をしようとしているところである。

 

【国際交流について】

例年の計画

6月 姉妹校アイエア高校の本校への受け入れ
7月 姉妹校エリザベスカレッジの本校への受け入れ。

10月 修学旅行でアイエア高校に訪問。探究についての意見交換会

12月 アイエア高校訪問。授業や課外活動を体験。

3月 エリザベスカレッジ訪問

 

【姉妹校交流やグローバルスタディーズプログラムの活用について】

7月 グローバルスタディーズプログラムの実施、

中期以降 グローバルスタディーズプログラム参加者によるリーダーシップ

姉妹校とのペンパルアクティビィティ

このほか、現在、短期留学を開拓中である。

来年度の活動計画

【第1学年】視野を広げ、社会の諸課題に目を向け、自分が関わることができる課題を設定し、解決しようとする力を養う。

前半期では、自己と向き合うことから始めて社会に目を向け、SDGsと自己とのつながりを認識する。後半期に「デザイン思考」の手法について学ぶ。

【第2学年】テーマへの視野を広げ、自分がかかわれる課題を設定して探究し、解決しようとする中で、自己の生き方在り方を考える。

「デザイン思考」を用いて、身近な「なぜ?」「なんとかしたい」から課題を見出し、実際にその解決策をデザインしていく。

これから探究活動を、縦軸としての広い年齢層、横軸としての地域、他校、そして世界(姉妹校、その他の国々)へと広げていく。

 

過去の活動報告