2020年度活動報告
本年度の活動内容
生物多様性, 減災・防災, 文化多様性, 持続可能な生産と消費, その他の関連分野
1年生 生活科
「いきものとなかよし」
学校の飼育小屋で飼っているチャボと触れ合いました。チャボとの触れ合いを通して、生き物の飼育の仕方や成長の様子について興味・関心をもち、命の尊さに気付くとともに、生き物を愛着をもって大切にすることができました。
最後は、チャボの様子について絵日記や観察文にしてまとめました。
2年生 生活科
「どきどきわくわく まちたんけん」
生活科で町探検に行きました。平尾商店街や稲城第三図書館など、普段利用するお店や施設に行き、 「どんな仕事をしているのか。」「施設にはどんな工夫があるのか。」など、いろいろな視点で改めて学ぶことができました。
見学に行って疑問に思ったことや初めて知ったこと、気付いたことなどをメモに残し、学ぶことができました。そして、地域の人の暮らしや施設について、グループごとに模造紙でまとめました。
3年生 社会科
「火事からくらしを守る」
火事が起きた時や火事を防ぐために、誰がどのような働きをしているのかを学習しました。また、学校の周りを探検し、消火栓や防火水槽を探したり、インターネットで消防施設について調べたりしました。
最後は、火事からくらしを守る設備や人々について画用紙にまとめました。
4年生 総合的な学習・社会科
「バリアフリーってなあに?」
総合的な学習の時間で「バリアフリーってなあに?」というテーマで、福祉の学習に取り組みました。
どのような人が困っているかを考え、調べたいテーマを設定しました。本やインターネットを活用し、自分が設定したテーマに沿って、生活の中で、誰がどのような不自由を感じるのか、また、その人たちが生活を送るためにどんな工夫がされているのか、調べて分かったことをパソコンでまとめ、友達と伝え合って、理解を深めました。
また、障害者スポーツについても調べ、パラリンピックへの関心を高めました。
「平尾クリーンプラン」
総合的な学習の時間で「平尾クリーンプラン」というテーマで平尾の町にどういうゴミがどこの辺りに落ちているかを調査しました。
社会の「ごみ」の学習や国語の「アップとルーズ」の学習を活かしながら学習に取り組み、子供たちは、「どうしてここにたくさんごみが落ちているのだろうか。」「どうしてベンチの近くや自動販売機の近くにごみが多いのだろうか。」という問いを見出し、学習を深めました。
また、コースごとに模造紙に課題や解決策等をまとめ、発表をしました。発表後、また新たな課題を設定しました。
5年生 社会科
「環境や人にやさしい自動車」
社会科で自動車工業について学習しました。
社会のニーズにより時代と共に進化してきたことを知りました。
最近では、ハイブリッド車や燃料電池など環境に配慮した車や、高齢者や体が不自由な人にやさしい車も多く開発されています。
日本の工業において、持続可能な社会に貢献するための人々の工夫と努力を学び、新聞でまとめました。
6年生
「SDGSを知ろう」
平尾小学校6年生は「持続可能な経済・社会づくり」ということに改めに学んでみることにしました。17の大きな目標からターゲットを絞り、達成に向けての課題を考えながらポスターを作成しました。国語の単元「私たちにできること」との学習を交えながら、目標の解決方法に向けての意見文を書きました。
「野沢温泉村との交流」
野沢が誇る自然の広大さや育ってきた年月の長さを学びました。稲城市と比較したり関連させたりしながら発表をすることができました。
今年は野沢温泉村からいただいた木を使って、教室で名札作りに取り組みました。現地から送られた村の方々からの温かいビデオを観ながら、楽しく体験活動を行いました。
来年度の活動計画
◆学校におけるESD(持続可能な社会づくりの担い手を育む教育)
1 令和3年度重点テーマ
●低学年「みんななかよし」【平尾小の友達や地域の方との交流】
●中学年「地域と未来」【地域の歴史や文化を学ぶ】
●高学年「地域と交流」【地域の方を招いたり、体験活動をしたりして学ぶ】
2 児童・生徒に身に付けさせたい力
●持続発展可能な社会や地域づくりに貢献できる力
3 取組内容(予定)
●低学年「みんななかよし」【平尾小の友達や地域の方との交流】
・同学年、異学年との交流 ・ふれあいセンターの方との交流 ・まちたんけん(町の人へのインタビュー)
・生き物との触れ合い ・植物の育成、観察 ・おもちゃを作る ・小さい頃の思い出の品の紹介
●中学年「地域と未来」【地域の歴史や文化を学ぶ】
・梨農家についての調べ学習、見学 ・地域安全マップの制作 ・地域の方にインタビューをして文化や歴史を学ぶ
・バリアフリーについての調べ学習 ・世界の文化について調べ学習
●高学年「地域と交流」【地域の方を招いたり、体験活動をしたりして学ぶ】
・米についての調べ学習 ・稲を育てる ・琴を学ぶ(ゲストティーチャーを招いて教わる)