2023年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

海洋, 環境, 国際理解, 福祉

本年度は、重点取り組みの2持続可能な開発及び持続可能なライフスタイルに関して、17の目標の中の3「すべての人に健康と福祉を」、11「住み続けられるまちづくりを」を中心に取り組んだ

①3 すべての人に健康と福祉

福祉に対する理解を深めながら共に生きる住みよい社会をつくるために自分にできることは何か、自分がすべきことは何かを考えていくことを目標に学習を進めた。主に中学年では、本年度の重点目標でもある「平原が好きな子どもの育成」のために「地域とのつながり」をキーワードに地域で暮らす高齢者の方と交流したり、高齢者施設の取り組みや障害をもっている方のことを知ったりする中で、人々が支え合うことの温かさを感じ、平原のひと・もの・ことのすばらしさを学習した。この学習を通して、相手の思いや立場を理解し、今の自分にできること、将来的に成長した自分にできることを考えながら共生社会をめざしていこうとする心情や態度を育てている。

②11「住み続けられるまちづくりを」

1年生と2年生は生活科の学習で、校区である平原の町のよさ、お店やそこで働く人のよさを学習し、どうしたらこのまちがこれからも続いていくのかを考えた。5年生は、堂面川の環境を調べる学習を通して環境問題について、調べ方や、まとめ方を考えて追究し、自然環境を守るために自分ができることを考えたり友達と交流してまとめたことを発信したりすることができた。6年生は、戦争がない平和な世界にするにはどうしたらよいか考えたり、校区である平原をもっと素晴らしいまちにするために、各自が考えたオリジナルプランを友達と交流したりわかりやすく発表したりする学習へと発展している。そして、これからの平原の未来を考え、住み続けられるまちづくりのために、自分たちができることを見い出すことができた。

来年度の活動計画

令和6年度活動計画については、今年度の実践の評価をもとに見直しを行う。その際にさらにSDGsの17の目標を意識して見直しを行っていく。このことで、学習の目標を明確にし、特に「2 持続可能な開発および持続可能なライフスタイル」についての学習をより充実させていきたい考える。                                    また、異文化の学習について、現在中国大同市第18小学校と交流を続けているので、次年度は、さらに内容が深まるように計画をしていきたい。