- はままつかいせいかんちゅうがっこうこうとうがっこう
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浜松開誠館中学校・高等学校
- Hamamatsu Kaiseikan Junior and Senior High School
- 種別中等教育学校または中高一貫校等 地区中部地区
- 主な活動分野気候変動, エネルギー, 環境, ジェンダー平等, 貧困
所在地 | 〒430-0947 静岡県浜松市中区松城町207-2 |
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電話番号 | 053-456-7111(代表) |
ホームページ | https://www.kaiseikan.ed.jp/ |
加盟年 | 2022 |
2024年度活動報告
気候変動, エネルギー, 環境, ジェンダー平等, 持続可能な生産と消費, 貧困, グローバル・シチズンシップ教育(GCED)
本校は、「ユネスコとSDGsから世界を学び、徳育より日本の心を育み、ありがとうの拡がる学校」という教育宣言に基づき、ユネスコスクールが重点的に取り組む3つの分野を通して、心豊かな地球市民の育成を目標としている。
ホールスクールの取組みとして11月に学校独自のユネスコウィークを実施した。この期間、授業の中でさまざまな科目がESDに関わる単元を扱った。その集大成として全校生徒がスピーチを行う「ユネスコスクールの主張2024」を開催した。全校生徒ひとりひとりがクラスでスピーチを行い、学年代表となる生徒が全校集会の中でスピーチを行った。将来の夢や貧困、気候変動など多様なトピックで生徒同士の学び合いを促進することができた。 ①地球市民および平和と非暴力の文化、②持続可能な開発および持続可能なライフスタイルという視点で、2024年9月30日には気候危機を訴えるため、「第7回気候マーチ」を行った。浜松市長に対して提言書を手交し、気候危機に対する政策の実施などを提言した。また10月には「第4回小中高全世界気候サミット」をオンライン開催した。 ②持続可能な社会を目指して、本校ではフェアトレード商品の普及や販売も行ってきた。SDGs部が、フェアトレードコーヒーを扱うショップとコラボレーションして作成するオリジナルドリップパックも継続しながら、新しい取組みとしてアップサイクル植木鉢を作成した。学校で回収したペットボトルキャップを市内の加工メーカーや金融機関と協働して、100%リサイクルペットボトルキャップから作成した植木鉢を文化祭等で販売、啓発した。今年度はフェアトレードコーヒー、アフリカの寄付型コーヒー、小児がん支援のレモネードなども販売を行った。また、高校卒業式では、卒業生から制服を回収し自動車の内装材に変えるアップサイクルを行った。 ③異文化学習および文化の多様性と文化遺産の尊重については、台湾やニュージーランドの学校と学校間交流を行った。 |
来年度の活動計画
次年度も引き続きユネスコスクールの活動をホールスクールとして取り組んでいきたい。ユネスコウィークや気候マーチの実施を通して全校対象としたESDを実践していく。
また、異文化学習および文化の多様性と文化遺産の尊重についても強化する年度となる。布石として2024年度はモンゴル、台湾、ニュージーランドの生徒を受け入れると共に、オーストラリアの学校と姉妹校提携を結んだ。次年度はさらに姉妹校へ生徒が行くことで更なる相互交流を行い異文化への理解を深めたい。