• おおむたしりつはっこうちゅうがっこう
  • 大牟田市立白光中学校

  • Japan Oomuta Municipal Hakkou Junior High School
  • 種別 地区
  • 主な活動分野登録なし

所在地 〒836-0005 福岡県大牟田市椿黒町32
電話番号 0944-53-6036
ホームページ http://www.e-net21.city.omuta.fukuoka.jp/hakko-jh/
加盟年 2012

2024年度活動報告

活動分野

減災・防災, 環境, 福祉, 健康

本校では、「自ら学び、認め合い、ねばり強く取り組む子どもの育成」を学校教育目標として、ESDを、全教職員の共通理解のもと「すべての人が質の高い教育の恩恵を享受し、また、持続可能な開発のために求められる原則、価値観及び行動が、あらゆる教育や学びの場に取り込まれ、環境、経済、社会の面において持続可能な将来が実現できるような行動の変革をもたらすこと」を目標としている。

主な活動として、○福祉○将来に向けて○防災・減災を中心に、互いに支え合いながら、社会が成り立っていることを学び、中学生の今、何をすべきか考え行動に移せる生徒の育成を目指している。

○ 「福祉について」

1年生の総合的な学習の時間で「誰もが安心して暮らせる社会になるために」福祉を学んだ。

公益社団法人福岡県介護福祉士会の方から介護・医療などを学び、介護を受ける高齢者の疑似体験を通して、自分たちがいろんな人たちから支えられていることに気づくことができた。さらに、将来福祉に関わる資格取得やボランティア活動など自分たちにできることはないかを考えるきっかけになった。また、認知症について学習し、みんなが支え合って生活をしていること、自分たちにできることは何かを学習した。

福祉体験

○「防災学習」

2年生の総合的な学習の時間では災害に対する備えについて学習した。

大牟田市防災危機管理対策室の方々をゲストティーチャーとして招き、校区の地理的条件から考えられる災害を知り、避難所で地域の方と助け合う「共助」について学び、防災食づくり・簡易トイレ組み立て・担架搬送体験・災害時用テント設営などの体験学習を行った。そして、いつ起こるか分からない災害に対して、適切に意思決定し行動選択ができる力を涵養し、能動的に防災に対応しようとする態度を育成した。

防災テント設営

○「心肺蘇生法」

3年生は総合的な学習の時間と保健体育の授業の一貫として心肺蘇生法を学んだ。

救急救命士をゲストティーチャーに招き、事故発生時の心臓マッサージやAEDの使い方などを学び実践することができた。いつ自然災害が起きてもおかしくない環境になっている中で、どんなときでも冷静に勇気を持って対応できるようになってもらいたい。

心肺蘇生法

来年度の活動計画

令和7年度は、現在の白光中学校のESD教育の柱である○福祉○職業○防災・減災を基盤に、未来につながる教育をめざし、人権教育をはじめ、環境問題など、中学生が今、何をすべきか、できることは何かを考え、将来を見据えて取り組める充実した活動を進めていきたい。そのために、学校外の教育資源である多くの職種や専門的な知識を持たれる方をゲストティーチャーとして招き、幅広い分野での視野を広げていきたい。

1学年 福祉教育、人権教育、職業学習

2学年 世界平和、防災・減災、職業体験

3学年 救命救急講習会、保育体験、人権教育、進路選択

過去の活動報告