• はごろもがくえんこうとうがっこう
  • 羽衣学園高等学校

  • Hagoromogakuen High School
  • 種別 地区
  • 主な活動分野減災・防災, 環境, 文化多様性, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 国際理解, 平和, 人権

所在地 〒592-0003 大阪府高石市東羽衣1-11-57
電話番号 072-265-7561
ホームページ https://hagoromogakuen.ed.jp/
加盟年 2004

2024年度活動報告

活動分野

生物多様性, 減災・防災, 環境, 文化多様性, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 国際理解, 平和, 人権

<活動の概要>

当校は,「世界へ羽ばたく人材の育成」を学校理念としており,ESDを「人とのつながりを軸に,世界で活躍できる生徒を育む教育活動の実践」と捉え,ESDの実践を通して「多様な人間性の育成」と「英語力の養成」を目標とした教育活動を実践した。具体的には,国内外を通じた国際交流を柱に,Ⅰ.寺子屋リーフレット作成活動、Ⅱ.国際交流,Ⅲ.校内でのその他の活動を行った。

 

Ⅰ.寺子屋リーフレット作成と回収活動

高2全クラスで実施。ユネスコについて深く学ぶ授業を展開。

例年の恒例行事として,今年も、日本ユネスコ協会連盟主催「リーフレット制作プロジェクトコンテスト」への応募を行った。本事業では,授業の最初に「ユネスコとはどんな団体か」,「ユネスコとは何の略か」という本校オリジナルのプリントを生徒に配布。じっくりと時間をかけながら,貴団体の発足の歴史や,世界を取り巻く問題などについて理解を深めていった。授業の最後には学習のまとめとしてリーフレットを作成し,貴団体へ提出を行った。

書き損じはがきなどの回収は,ボランティア部が実施中。

Ⅱ.国際交流

① 国際交流親睦会(留学生との交流)への参加 (中学・高校ボランティア部)

留学生の出身国と日本の違いや日本の良いところ,出身国の知ってほしいことなどをグループワークを通して話し合う。

② 1日学校訪問

今年も多くの国からの訪問を受け入れ,学校案内・日本の伝統などを紹介し,日本の昔ながらの遊びを交えて行った。

6月:台湾 グシャン 高等学校 (高1)   10月:韓国 ヨンラク高等学校 (高1)

11月:韓国 ジャンピョン中学生(中1)   フランス ジョンエカー高校(ESS部)

③ 長期留学受け入れ

6月~7月(1か月) アメリカより2名(高2

③ イングリッシュキャンプの実施(中学)  イングリッシュプログラム(高1)全8回

講師の先生の出身国について英語で学ぶ。

④ グローバル・リレーションズ・チャレンジ(高2)

海外で活躍されている方の講演会(オンライン視聴)

⑤ イングリッシュセミナー(高2)

ISAよりネイティブスピーカーを招聘。英語オンリーレッスンを開講

⑥ イギリス・カンタベリーへの英語研修(希望者)

Ⅲ.校内でのその他の活動

① 盲導犬育成の支援のためのグッズ販売と募金活動(中学・高校ボランティア部)

学園祭の時に日本ライトハウスの活動である「盲導犬育成」の支援としてグッズの販売と募金活動を行った。

② 献血活動(高校生徒会・高校ボランティア部)

学園祭の時に日本赤十字社大阪府支部と連絡をとり実施した。  献血の意義などを学んだ。

③ 旧堺市内のフィールドワークで地元の歴史を学ぶ。(中学)

歴史ある旧堺市内を路面電車を使って,フィールドワークを行った。

生徒目線での旧堺市内の魅力を発見し,アウトプットができるようにグループでまとめる。

④ 車いすダンスの体験と講演(中学)

車いすダンスの体験と障がい者の方の講演を聞き, どのようにすれば,生きやすい社会(「共に生きる」)ができるかを考えた。

⑤ リサイクル活動(中学・高校ボランティア部)

ごみではなく資源に,支援に活かす。

・コンタクトレンズの容器回収→日本アイバンク協会へ寄付

視覚障がいのある方への支援のために使われる。

・In ゼリーの容器回収→テラサイクルへ

⑥ 平和学習(中学)

第二次世界大戦について,歴史の教科書で学ぶだけでなく,博物館や戦跡をめぐり,大阪での被害状況を知る。

また,修学旅行で訪れる場所での戦争の状況を学び,平和の大切さや平和を維持するためにできること(必要なこと)は何かをまとめる。

※修学旅行で訪れた沖縄(石垣島・西表島)にて

第二次世界大戦での「戦争マラリア」について学ぶ。

石垣島にある八重山平和祈念館で,戦争に関する資料や講演を通して命の尊さ・平和の大切さを学ぶ。

⑦ 高石市総合防災訓練「イザ!カエルキャラバン!」に ボランティアスタッフとして参加

「イザ!カエルキャラバン!」とは,

阪神淡路大震災の被災者から教わった,防災の教訓や知恵を次の世代へ伝えるための防災訓練。おもちゃのぶつぶつ交換プログラムのシステムと,    ゲーム感覚で楽しみながら消火・救出・救護などの知恵や技を学べる「防災体験プログラム」を組み合わせたイベント。

⑧ 赤い羽根募金

生徒会活動として取り組む。赤い羽根募金の意義,行内放送で協力を呼びかけ,登校時と昼休みに校内で募金活動を実施。

来年度の活動計画

ユネスコの活動であるESDを通して,本校の建学の精神「自由・自主・自律の人間教育を通し,世界的視野で社会に貢献できる人材の育成」を実践する。

来年度も特に,国際交流,平和,人権,減災・防災を中心に行っていきたい。

この活動は,校内だけでなく,他校や地域も巻き込んで実施していきたい。

来年度は,併設大学とのつながりをより密にし,年齢を超えて様々な世代と交流できるように努めたい。

過去の活動報告